Diary

デジタルとアナログ


昨日帰宅して食事を終えた時、懇意にしているMG女子大学のN先生から携帯電話に着信があったことに気付きました。しかし、N先生は現在、10月にフィンランドの森のこども園の園長先生を日本にお迎えする下準備を兼ねてスウェーデン、デンマーク、フィンランドに出かけていて国内にはいないはず。きっと何かの間違いだろうと思っていたら、またしてもN先生からの呼び出しが・・・。これは何かハプニングがあって予定を早めて帰国することになったのだろうと心配してながら、念のため相手をしっかり確認した上で電話に出ることにしました。すると、単なる電話ではなくデンマークからのビデオ通話なのです(@_@;)!そんなことに驚きながら電話に出ると、2019年10月にスウェーデンから保育園を訪問・見学しに来て下さったアウトドアの専門家である先生の姿があり、保育園の様子(変化)と僕が元気かどうか気にして下さって連絡をしてくれたという嬉しい知らせだったのです。来園して下さった時に「芸術的な園庭」と褒めていただいたのですが、N先生があれから更に手が加わり変化・進化していることを伝えてくださっていたようで嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。できることなら、もう一度来園いただき、変化し続けている園庭を見てもらい感想を聞かせていただきたいところですが、実現することは難しいことでしょう。しかし、前述の通り、デジタル化が進んだ現代はビデオ通話を通して様子をタイムリーに伝えることができます。ただし、時差があること、そして最も問題なのが言葉の壁でしょう!
 さて、以前も書きましたが、今年度になって時々玄関ホールに袋詰めされた採れたて野菜が並べられ、保護者の方々にお買い求めいただいています。昨日は今年度最後の枝豆を並べたのですが、先生たちにも食べてもらいたく5歳児のぞみ組の子どもたちに手伝ってもらい枝に付けたままの実をもぎ取ってもらいました。昨日、大人数人で頑張っても1時間程度かかった作業が、子どもたちに手伝ってもらうとあっという間にもぎ取られ、重さを図り袋詰めした豆を先生たちのところまで届けてくれるのですから本当に助かりました。デジタル化・機械化が進んでも枝から実を取るのはアナログ。子どもたちの力に感謝です。秋野菜が収穫できるようになった時には子どもたちに収穫するところから手伝ってもらいたいと思います。
2022年08月31日(水) No.3373 (園長日記)

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