Diary

よく見てる!


自分たちで思いついたのか、現在2年生になる子どもたちが在園中に遊んでいた姿をよく見ていて(覚えていて)思い出したからなのか5歳児めぐみ組のT君がペダルカーの後輪に古タイヤを装着させたホッドロッド(アメリカンカスタムカー)スタイルにして遊んでいるのです。ところがタイヤの大きさと重さが影響するのでしょう、T君の脚力だけでは勢いよく走らせることは難しいようで3歳児ひつじ組のMちゃんに椅子を押してもらっているのです。当然、椅子に腰かけハンドルを操作することが中心のT君に比べ、車が止まらないように小走りで車を続けるMちゃんの仕事は重労働。そこで、T君に「ねえ、Mちゃんと交代してあげたら?」と声を掛けてみると、直ぐにMちゃんにシートを譲りMちゃんがハンドルを握り走り出したのですが、それまで押すだけでなくT君のハンドルさばきをよく見ていたようで、障害となりそうな事物を避けながら走っていました。また出勤すると必ず息絶えた虫たちが1階玄関ホールに落ちているので今朝もアリの巣に運んだのですが、6WD(6本足)とは言えアリの体の数倍あろうかというアブをいとも簡単に巣の中に運び込む姿に驚かされます。そんな虫たちの様子を4歳児あい組のY君、N君、A君がしゃがみ込んで夢中で見ていました。一方、プールが撤収されたことでその生長が良く見えるようになったぶどう棚のぶどう(ナイアガラ)当然のことながら美味しそうに見えるぶどうに子どもたちが気付かないはずはなく、その中でも目敏い子どもたちが手の届くところに実った実を摘んで(収穫して)洗って食べる姿が見られました。しかし、美味しそうに見えてもまだまだ熟していないようで、口に入れた途端、顔の中央に口や目など全てのパーツが集まる表情から如何に美味しくないか(酸っぱいか・苦いか)が伝わってきます。これから少しでも甘みが増し子どもたちが食べた時、笑顔が広がることを願うもです。
2022年08月29日(月) No.3371 (園長日記)

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