Diary

苦渋の決断!?


今日は「くもり」との天気予報だったはずですが、日中日が差し暑い一日となりました。本来であれば去りゆく夏を思う存分満喫するべくプール遊びをするところでしたが、なかなか収束の兆しが見えないコロナウイルス感染症のことを鑑み、来週予定していた「プール納会」を待たず、プールを解体し園舎北側に片付けました。記録的な速さで梅雨明けしたものの、その後雨の日が続いたことやコロナの影響もあり入水することができた日は少なかったようです。そんなこともあり、プールを片付けた後、水着に着替えた5歳児は担任の先生たちにホースで水を掛けてもらい海水浴場で歓声をあげて遊んでいるかのようでした。また、2歳児ほし組の子どもたちは紙を剥がした団扇を使ってシャボン玉遊びを楽しんでいましたが、たらいに入れられたシャボン液がまんべんなく団扇に行きわたらなかったり、強く振り過ぎたりで上手に飛ばすことができない様子も見られましたが、いい具合に外れたお天気を楽しんでいました。
 一方、担任のN先生が大好きで仕方がない4歳児A組のKちゃんやHちゃんは片時もN先生の傍を離れたがらないことがあるのです。そんな2人を含め、朝N先生と一緒にいた子どもたちに毎朝必ず死んでいるアブを見せて「ねえ、このアブ、ありの巣に持って行ってみない?」と声をかけてみました。すると、2人は同じようにN先生の顔を見上げるのです。そんな2人にN先生が「行ってみたら!?」と促し、園庭中央のケヤキの根元にあるアリの巣まで一緒に向かい、穴の上に置いた(置かれた)アブが小さなアリが小さな巣の中に運び入れる様子を夢中になって見ていました。これから訪れる秋・冬に向けてアリたちがせっせと食料を運ぶ様子を見ていて、少しお手伝いしようかと思い、このアリの巣にはほぼ毎日数匹のアブなどを運んでいるのですが、時には別な巣にも運んであげようと思っています。それが余計なお世話にならないことを願いながら・・・。
2022年08月23日(火) No.3367 (園長日記)

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