Diary

悲願


今朝、いつものように電車に乗るたために歩いて仙台駅まで向かいましたが、これまでのような湿度が高くジメジメとしたまとわりつく空気感も雨雲もなく、抜けるような青空が広がり爽やかさを実感できる朝となりました。こんな乾いた天気と空を見ると、数年前に出かけたクロアチアやチェコ(プラハ)の風景を思い出し、しばらくぶりに飛行機に乗ってどこかに行きたいなあ!そんな衝動に駆られます。そんな異国のことなど知るはずもない園の子どもたちは、保育園の環境でも過ぎ行こうとしている夏と少しずつ近づいている秋を十分に満喫しているようで、今朝も5歳児めぐみ組のSちゃんが「園長先生ちょっときて〜」と慌てた様子で職員室へ駆けこんできました。いったい何があったのかと思い「どうしたの?」と聞いてみると「ヘビが出たの!」と言うので、子どもたちが噛まれたりしたら大変なので「わかった見に行く」と返事をして、Sちゃんが案内するところへ走って行ってみました。すると桜の木の下に集まった子どもたちが上を見上げ「ほら、あそこにいるでしょう」と太い幹を登っていくヘビを指差しているのです。しかし、葉っぱで日差しが遮られている上に、幹と同系色のヘビを見つけるのは至難の業といったところ。それを子どもたちは直ぐに見つけるのですから、持って生まれたその才能と観察力に感服するばかりです。そして、ヘビはと言えば、子どもたちに捕まえられることも見ることもできない高さまで悠々と上って行ったのでホッとしていることでしょう。
 さて、個人的な話に一転して申し訳ありませんがお許しください。夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)で遂に東北に悲願の優勝旗が訪れる可能性が高まっています。明日の準決勝が福島県代表と宮城県代表という東北勢同士での戦いでなければその確率が更に高まったのですが、是非ともどちらかのチームが優勝し、多くの東北人・高校野球ファンに喜びの涙を与えて欲しいものです。
2022年08月19日(金) No.3365 (園長日記)

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