Diary

自分のこととして


各地で3年ぶりに様々な行事やお祭りが行われていることが伝えられていますが、先週8/5の夜、仙台中心部では「仙台七夕花火祭」が行われ花火が打ち上げられました。その日の夕方、帰宅する電車には浴衣姿の方が大勢の乗車されていたことから、この日を心待ちにしていたことが感じられました。翌日からは仙台市中心部で仙台の夏の風物詩である工夫を凝らした笹飾りが街に彩りを与えてくれています。そんな中に、毎年、広島・長崎に原爆が投下されたことを忘れないようにとの思い・願いが込められた、折り鶴だけで作られた平和七夕が飾られていたと思います。77年前の8/6の広島8/9の長崎の空には花火とは違う有り難くない光と音「ピカドン」が炸裂し、多くの人命が失われ、今もなお苦しんでおられる方がおられます。広島・長崎では幼い頃から原爆のことが伝えられ(平和教育がなされ)ています。この季節、広島の中心にある平和記念公園では東北では聞くことがないクマゼミの鳴き声が響き渡っていますが、その鳴き声が77年前の悲しみ、叫びのように感じたことを思い出します。今日、保育園でもセミの鳴き声が響き渡る中、5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが畑で育てたこだまスイカを収穫し食べていましたが、スイカが嫌いなA君は「園長先生トマト食べたい」と言うのでS君にも手伝ってもらって赤く実ったトマトを好きなだけ収穫し食べてもらうことにしたのですが、S君はトマトが苦手!完熟して絶対に甘くて美味しいと思うミニトマト選び洗って食べてもらったのですが、口の周りをトマトのジュースと種まみれにしながら「美味しい」と言って食べているA君とは対照的にS君は小さなトマトを一口かじった瞬間「うぇ〜!まずい」と言ってギブアップ。A君とS君、スイカとトマトどちらが先に克服する事ができるでしょうか?77年前の食糧難の夏とは違い、園庭でも様々な物が収穫できます。そして、夏はもう少し続きますので子どもたちの様子を見ていたいと思います。
 さて、今週に入り、コロナウイルス感染症陽性と診断されるお子さんが増えて来ました。園ではこれまで同様、消毒や換気といった基本的なことを徹底して参りますが、お子さんの体調に変化が感じられるような場合、登園を控えご家庭で様子を見ていただだいたり、必要であれば病院を受診していただいたりしていただけますようお願いいたします。
2022年08月08日(月) No.3360 (園長日記)

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