Diary

次こそは


昨日作った葛の葉の染色液を使って羊毛染をしましたが、何しろ初めてということもあり手順が全く分からず、指南しにきて下さったKさんとОさんの動きを見ながら支持されるままに動くことしかできず、しかも、染めることができたのはほんの僅かでした。そんなこともあり子どもたちと一緒に色の変化(化学反応)を見て驚いたり感動したりすることをイメージトレーニングしていましたが、そのようには行きませんでした。スイッチ一つでご飯が炊けたり、レトルト食品を電子レンジで温めてすぐに食べられたり、お風呂を沸かすことができる時代とは違い、今日の草木染はまさにアナログそのもので、色がしっかり入るように羊毛を明日まで一晩、染色液に浸しておきどれくらい色が入ったか(染まっているか)は明日確認することになります。また、0歳児ひかり組のM先生は今日の染め物を楽しみにしていた一人で、自分のTシャツを2枚持参して染め物体験をしましたが、前述の羊毛同様、今日一晩染色液に浸して置くことにしたようです。一方で、素人の僕らには単なる雑草としか思えない植物が染料の材料として貴重な「にほんあかね」が園の敷地内に自生していることを教えてもらい、今度はその「にほんあかね」の根を使って赤く染めることも提案して頂きました。そのためにはいつもきれいに下草払いをしてくれているT先生にも「にほんあかね」の存在を伝えなければならなそうです。
2022年07月27日(水) No.3352 (園長日記)

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