Diary

穴の中には!


人に携わる仕事をしていると同じことは起こらないものですが、特に乳幼児期の子どもたちと関わっているとそんなことを痛感させてもらえます。そして、毎日探す必要などなく面白いことが見つかるのです。天気予報では雨の一日となると伝えていましたが、午前中は小雨が降ることはありましたが外遊びを楽しむことができました。子どもたちがそれぞれ思い思いに遊ぶ中でも気になったのが3歳児てんし組の数人の男の子たちでした。子どもたちの倍近くある木製の電線用ドラムの中央に空いている穴に手を入れて、中に入ってる何かを取り出そうとしているのです。そこで、そ〜とその様子を見ていました。すると、誰が入れたのか石ころや枝などを取り出して何か話し合っています。そんな子どもたちこ「何してるの?」「何か出てきた?」と話しかけてみるとR君は大切そうに握りしめた剣に見立てた棒(枝)を見せてくれました。そんな姿を見ていたA君S君N君はもう何も残っていないか確かめるため穴から中を覗き込み始めました。そこで、僕は反対側の穴から中を覗き込みながら「だれだ〜!」などと脅かすと「きゃ〜」と笑いながら逃げては戻ってきて中を覗くを繰り返し大喜び。そこにT君が加わり賑やかさが増しました。これまで穴の中には石や枝や砂、砂場で使うシャベルが入っているだけと思っていましたが、そうではなく、沢山の笑顔が詰まっていました。そんな子どもたちの笑顔をレンズに収めたところ、何とも言えない不思議で素敵な映像が撮れました(自己満足と笑われそうですが)。そんな笑顔、いったい誰かお分かりになれるでしょうか?よ〜くご覧になってみてください。











2022年07月15日(金) No.3345 (園長日記)

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