Diary

そうさせてください


5歳児、のぞみ組めぐみ組の担任と子どもたちは22日から23日の朝にかけて予定されている「お泊り保育」を楽しみに話し合いを重ねています。中でも夕食のメニューを決定するためにラーメンの麺を手作りしたり、かまどでご飯を炊いたり、カレーを作ったりしてようやく「カレーライス」に決定(ソフトランディング)したようです。それを知らすかのように玄関ホールの壁に子どもたちが描いた絵が張り出されるようになりました。その笑顔溢れる可愛らしく絵が「お泊り保育」を楽しみにしていることを表していると思うのです。そして、今日の午後のことです、めぐみ組のT君M君H君が職員室の僕のところへやってきたと思ったら「園長先生、あのさ〜、お泊り保育の時、園長せんせいも泊まっていいよ」というのです。そこで「そうなんだ。ありがとう。でも誰と眠ればいい?T君一緒に寝てくれる?」と尋ねると「う〜ん」とちょっとした間があり、その後「うん。いいよ」と返事が返ってきました。実際にはT君と一緒に眠ることはないと思いますが、もし、僕が一緒に泊まることで子どもたちが安心だったり、楽しみだったりするのであれば嬉しいことですので「わかりました。そうさせてください」と返事をして一緒に泊まらせてもらうことにました(もちろん最初から泊まることになっていましたが・・・)。
 さて、キャンプファイヤーや調理に使う乾いた枝や薪が濡れてしまうことがないようにランチルームの北側に運んだのですが、暖炉で燃やすための薪作りをした際、チェーンソーで切った丸太のおが屑や木の皮が微生物によって見事に分解されてフワフワの腐葉土と変わりそこに沢山のみみずが棲み、草が生き生きと育っているのです。秋から冬、春と薪作りをしている時にはまさかこんな風になるとは思ってもみませんでしたので、何だかとても嬉しくなりました。これから訪れる本格的な夏の時期の薪作りはさすがに控えなければなりませんが、園舎北側の地面全てをフワフワにするべく、同じところで作業するのではなく、移動しながら薪作りをしようと思いました。
2022年07月11日(月) No.3341 (園長日記)

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