Diary

暑いわけです!


驚いたことに、気象台は今日「東北南部が梅雨明けしたとみられる」と発表したようです。6月の梅雨明けは初めてで、統計開始以来、最も早い梅雨明け・最も短い梅雨になったとのこと。そんなことを知る由もない大勢のカエルたちは日差しが強まると一斉に畑や草の陰から飛び出すので子どもたちに一網打尽にされていました。2歳児つき組の子どもたちをバスに乗せて大河原教会のYさんの畑へじゃがいも掘りに出かける予定があったのですが、事前にバスのエンジンをかけ、エアコンで車内を冷やしておいたこと、気温は上昇したものの幸いなことに結構な風が吹いてくれたこと、そして、炎天下での作業で体調が悪くならないように子どもたちが掘り起こすというよりも、先生たちが掘り起こしたじゃがいもを拾うといった配慮のお陰で誰一人体調を崩すことなく大きなコンテナ2つ分、結構な重量のじゃがいもを収穫してくることができました。中にはじゃがいもよりもフワフワ柔らかい暖かな土の上を歩くダンゴムシやてんとう虫、土の中から出てくるミミズに夢中になる子どもたちもいましたが、子どもたちは大満足、いい経験になったようです。嬉しいことに、Yさんには「まだ残っているので、他のクラスの子どもたちもぜひ」とお声がけいただいたので、希望するクラス、機会があればぜひまた出かけようと思います。
 一方、園庭では先生たちがプールの準備をしたり、ホースで雨を降らせてくれたりと涼を醸し出し、その下を子どもたちが歓喜の声を上げながら走り回っていました。そうかと思えば、自分たちで探し出した涼が取れる築山のトンネルの中で毒キノコを使ってお家ごっこを楽しむ3歳児の子どもたちの姿が見られるなど、シャワーを浴びたかのように汗びっしょりになりながら遊んでいました。さすがに気温が下がらない夕方は冷房の効いた園舎内で過ごしていたので、いつもなら声が響いている園庭がとても静かでした。
2022年06月29日(水) No.3333 (園長日記)

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