Diary

いかがですか?


天気予報では今日は一日くもりと伝えていましたが、多くの子どもたちが登園してくるころには霧雨が降り出しました。天気が崩れなければ、2歳児つき組の子どもたちはバスに乗って「とんとんの丘」へ出かけ、動物とのふれあい、園にはない遊具・環境で遊んでくる予定がありました。ところが、出かけるべきか中止・延期すべきか判断に迷うような微妙な雨・・・。しかし、昨日から楽しみにしていた子どもたちはレインコートや餌を持って登園してくれたこと、そして、雨脚が強まることはないと担任たちが判断したことで予定通り出かけてきました。バスに乗って出かけるのは嬉しいはずですが、興奮して大騒ぎすることもなく目的地である「とんとんの丘」に到着し、動物たちのところへ向かうとバスの中とは一転、餌をの入った袋を手に自分たちより大きい馬、ヤギ、シカ、ひつじたちに餌を食べさせるためグングン近づき食べさせる子どもたちがいるかと思えば、せっかく餌を持ってきてくれたのに餌が欲しくて柵に(子どもたちに)迫ってくる動物に「怖〜い!」と言って近づけなかったり、遠くから投げ入れたり、友だちに渡してあげたり、僕に分けてくれたり・・・。それでも、動物たちが美味しそうに食べる姿に満足そうな表情を見せていました。また、あいにくの天気のせいでしょう、貸し切り状態だったこともあり、飼育係のおじさんが仕事の手を止め「ほら見てごらん」と声をかけてくださり、子どもたちの顔と同じくらいの大きさのダチョウの卵を見せてくれました。そして、2歳児の子どもたちならではと思ったこと、それは絶対に動くことも、餌を食べることもないパンダやラクダたちに「はい、どうぞ!」と話しかけながら餌をあげていたことです。雨が降っていなければ遊具でひと遊びしてきたのですが、それはまた次回の楽しみにしておいてもらおうと思います。
 さて、とんとんの丘を出発し園に戻ると、5歳児の子どもたちがN先生とT先生と一緒に梅を収穫してくれていて3つのタライが一杯になっていました。それを職員室前のバルコニーに運び、破れてしまったものや熟れすぎてしまった実を選別し、1kgずつ軽量して袋詰めしていました。こんなことを通して、重さや数の概念が少しづつ身についてくれること、そして、収穫した梅の実で美味しい梅ジュース(シロップ)やジャムを作るなどして欲しいと思います。
2022年06月23日(木) No.3329 (園長日記)

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