Diary

子どもって本当にすごい!


梅雨入りが宣言されたというのに今日も青空が見え、朝からぐんぐん気温が上がり暑い一日となりました。そんなことが影響しているのか、午前中、園庭をトンボやアゲハチョウ、カナブンが飛ぶ姿が見られましたが、それを予期したカのように飼育ケースを持参して登園する子どもたちの姿が増えてきました。それに比例するかのように、礼拝後、桜の木(葉っぱ)が日差しを遮ってくれるところでいたるところでダンゴムシ探しに夢中になる子どもたちが見られました。僕は5歳児めぐみ組のA君の熱烈なる「園長先生一緒に捕まえて!」というお誘いに屈し空のペットボトルを飼育ケース代わりに準備してあげて、石や丸太などをひっくり返しダンゴムシの捕獲に取り掛かりました。ところが、捕まえようと思って触った途端、まさに団子か小さな石ころのように丸まってしまい子どものように指で摘むのが結構難しいことを思い知らされます。そして、毎年思うことですが、なぜ子どもたちはこんなにダンゴムシに夢中になるのか?また、毎日大勢の子どもたちに捕まえられるのにいなくならないかということです。単純に言えば、それだけ卵から孵っているということになるのでしょうが、これからも続くであろうダンゴムシ集めのために、飼育ケース代わりに空のペットボトルを持参して登園してもらおうかなあ・・・!?ちなみに、先週土曜日、仙南2市7町の保育所(園)が加盟する仙南保育所連合会の研修会で講師の話の中に、「ダンゴムシには心臓があるか?」ということが子どもたちの話題になったということが事例として挙げられました。大人になれば生き物には心臓があるということは分かっているはずですが、僕自身、ダンゴムシの心臓は見たこともなく、それ以前に虫の心臓のことなど考えたことはありませんでした。そんな事例から、子どもたちが如何に様々なことに興味関心を持ち、様々な事物に関わっているか再認識させられました。  そうそう、梅雨入りが感じられない中、3歳児の保育室前だけはレースペーパーを使って作ったアジサイが飾られていて梅雨の真っ只中であることを感じさせてくれています。
2022年06月20日(月) No.3325 (園長日記)

No. PASS