Diary

神様のお手伝い


仙台管区気象台が昨日東北地方全域が梅雨入りしたと発表したというのに、翌日の今日は早速その発表が信じられないような青空が広がり「梅雨の晴れ間」となりました。そのため少し身体を動かすだけで汗ばむような一日となりましたが、そんな中、4歳児ひつじ組の子どもたちは、月一回、園にきてきて下さり絵本を読んでくれたり、お手玉や手遊びなどの伝承遊びなどをしてくださる、ごろすけおばちゃんことKさんの家までN先生とT先生と歩いてお花を届けに出かけました。それから遅れること15分、3歳児てんし組とひつじ組の子どもたちは駅前交番にお花を届けるためにバスに乗って出かけ、交番で待っていてくれたお巡りさんに讃美歌を聞いてもらい、お花とカードをお渡しし記念撮影をさせてもらいました。その時、園から歩いてきたあい組の子どもたちがようやく駅前までやってきて「お〜い!」と声をかけてくれて手を振ってごろすけおばちゃんのことろへ歩いて行きました。バスに乗れたこととお巡りさん喜んでいただけたことに満足した様子のてんし組ひつじ組の子どもたちを園に送り届けた後、あい組の子どもたちを迎えに行ったのですが、姿が見当たりません。担任のN先生が「電車を見ながら待ってます」と言っていたので、もしかすると駅まで行って待っているのかと思ったら、なんとご自宅にお招きいただき絵本を読んでもらっていたのです。そんなご配慮が暑い中を頑張って歩いた子どもたちにとって最高のブレイクタイムとなったことでしょう。そして、あんなに頑張って歩いた道を帰りは歩くことなくエアコンの入った涼しいバスで園に戻ってくることができました。N先生が間もなく保育園というところで一言「あんなに大変だったのにバスだとあっという間だね」と子どもたちに語り掛けていましたが、その一言が子どもたちと歩くことの大変さを端的に表しているように思いました。今回、僕が同行させてもらったクラス以外の子どもたちも訪問先の方々に歓迎していただき花の日礼拝の訪問(神様のお手伝い)を全て終えることができました。子どもたち先生たちに感謝します。これから本格的な雨の季節となりますが、またバスでどこかに出かけられますように。
2022年06月16日(木) No.3322 (園長日記)

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