Diary

何㏈(デシベル)?


よほど楽しみで嬉しくて仕方がなかったのでしょう、先日味噌作りでお世話になった5歳児めぐみ組の子どもたちは、村田町のS味噌店にお花を届けに行く間中バスの中は賑やかで、担任のN先生が「ありさんの声でお話しよう」と声を掛けてくれるものの、いったい何㏈(デシベル)?という具合の大騒ぎで、まるで高架下の騒音のよう。それもこれも、いつも園庭から見えるところに止まっているにもかかわらず、多くの幼稚園のように送迎で乗ることも園外保育に出かけることも少ないことからバスに乗ることは特別なことであるのでしょう。そんな子どもたちでしたが、味噌屋さんではN先生がこの訪問のために探してクラスで歌っていた「♪てまえみそのうた」という歌を近隣の方々にも聞こえるような声で披露して「じょうずだね!」「嬉しかったです!」と褒めてもらえた上に、子どもたち一人ひとりキュウリとSさんの美味しい味噌を準備して下さっているというサプライズに驚き、目を輝かせ「おいしい!おいしい!」と言って食べ、中にはお皿に残っているキュウリを見て「おかわりし〜いなあ!?」という声にN先生も僕もタジタジに・・・。そんな嬉しい出来事に満足したのか、味噌屋さんに見送られ保育園へ戻る時は朝お店に向かっている時の騒々しさが嘘のように静かでした。そして、園に戻る途中、味噌作りの際、なっとうグループの手伝いをして下さったMさん(元職員)宅に代表の子どもたちがN先生とお花を届けてくれました。その間、バスに残った子どもたちを乗せて旧園舎を紹介したのですが、子どもながらに園庭・園舎の大きさの違いを理解していて「え〜っ!?こんなに狭いとかくれんぼや鬼ごっこできないよ」とか「今の保育園でよかった」そんな声が聞かれました。それにしてもN先生の味噌屋さん訪問を見据えた計画性と味噌屋さんのご配慮と歌を聞いたときの喜び様が印象に残る一日となりました。感謝です!
2022年06月14日(火) No.3320 (園長日記)

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