Diary

たいへんよくできました!


園舎内で行われる行事は天候に左右されることなく行うことができます。そのため、昨日の夕方には今日の5歳児の味噌づくりのために2階ホールにテーブルが並べられ準備が出来ていました。いつもと違う様子のホールに村田町のS味噌店さんが材料や備品を搬入してくださると3・4歳児も興味津々で「何するの?」「いいなあ!」「やってみたい」など様々な声が聞かれました。一方、のぞみ組めぐみ組の子どもたちはいつもであれば外遊びをしている時間に保育室で集まりをして、エプロンや三角巾、マスクの着用など準備をしてグループごとに分かれ、指導してくださる味噌屋さんに挨拶するなどして作業に取り掛かることになりました。そして、味噌の材料である「大豆」「米麹」「塩」全て味見させてもらったことで一層やる気が高まり作り方を説明してくださる声に耳を傾け作業をすること約1時間、全てのグループが大豆と米麹を夢中で混ぜ合わせることができました。それを1kgごと計量して容器に詰め、そこに事前に作って(描いて)いたシールを貼り付け一人ひとりの味噌が完成となりました。その容器(味噌)は7月末には天地替えをするなどして卒園を迎えるまで2階倉庫で熟成させ、園からの卒園記念品として持ち帰ることになります。この味噌づくりの様子を3・4歳児も見学しに来てくれていましたが、中でも4歳児あい組の子どもたちは、僕が担当させてもらった「豆乳グループ」のメンバーの一員にようにテーブルを囲んで5歳児の様子を見ていました。これまでの羊の毛刈りも田植えも味噌づくりもそうですが、5歳児の姿を見ることを通し、来年になると自分たちもできるという期待や憧れの存在になれる!そんなことに繋がるのだと思っています。来月にはお泊まり保育が予定されているため、楽しい話し合いも始まっているため、これからも他のクラスに様々な刺激が与えられることでしょう。
2022年06月09日(木) No.3317 (園長日記)

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