Diary

まさか!


今日も雨模様で外で過ごすことができなかった子どもたちは保育室やホールで過ごしていたのですが、一昨日の日曜日、キリスト教会ではペンテコステ礼拝(教会の誕生日)を祝うが守られましたが、5歳児の保育室の前にもペンテコステを祝うステンドグラス風の教会が飾られています。そんな、5歳児めぐみ組の前を通りかかったとき、新聞紙を使って楽しそうな遊びをしているところに出くわしました。そこで、こ〜っそり覗いていると僕に気付いた子どもたちが「わ〜っ!園長先生見てる」と大騒ぎ。これでは担任のN先生に迷惑が掛かると思ったのですが「園長先生、一人足りないので、もしよかったら一緒に入ってもらえませんか?」という、まさかのお誘いが・・・。そこで、喜んで仲間に入れてもらい「♪やきいもじゃんけん」を歌い踊り、じゃんけんで負けると新聞紙を折り畳んでいき決められた大きさになると負けになるというルールに従い遊ばせてもらいました。しかも、楽しい遊びに参加させてもらうだけでなく、なぜだかほぼチョキしか出さないTちゃんの相手だったお陰もあり、じゃんけんが弱いぼくが意外なほど勝ち残るというまさかの事に可笑しくなりました。雨が降り寒い一日でしたが子どもたちは今日も楽しく過ごしていましたが、園庭では服を着ることがない青虫が雨に打たれながらも生き、朽ちてきている丸太ではキノコが大きく育っている強さと自然の不思議さをを感じさせられます。
 さて、今朝いつものように仙台駅の改札口を抜け、いつもの電車に乗車するためにホームに向かって階段を降りていると停車しているはずの電車の姿はなく、電光掲示板にも発車時刻がありません。どうやら、昨日からの風と雨で間引きされていたようなのですが、悪天候や事故などで大幅にダイアが乱れていると駅員が何らかのアナウンスをしているものですが、それもなかったため、改札まで戻り「大河原方面の電車は7時1分ですか?」と尋ねるとたった一言「はい!そうです」との返事。ということは約30分待つことになるのですが、雨の中、濡れながら帰宅し車で出勤するのではなく電車を待つことにしました。ところが、7時1分発の列車も遅れて到着するため、次の列車が先行して出発するという、まさかの事態になり、結局ホームで1時間ほど電車を待つことになり、出勤もいつもより1時間遅れることになりました。度重なるまさかの出来事に多くの乗客が電光掲示板を眺めホームで列を作り列車を待つことになりました。ところが、電車が到着し乗客が降りた途端、きちんと並んで電車を待っていた人たちを無視して、並んでいなかった学生やサラリーマンが我先に乗り込み席に着く姿、扉の近く以外は空いているのに中に詰めず乗車口だけが満員状態という何とも不思議なマナーの悪さに閉口しました。そして、園の子どもたちがこんな大人になることがないように育ててあげなければならないと強く思いました。
2022年06月07日(火) No.3315 (園長日記)

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