Diary

楽しみ


桜より一足早く花を咲かせ仄かな香りを漂わせ春の到来を伝えてくれた梅の花(木)、桜が咲き始める頃になるとスイセンやシバザクラなどが次々に彩りを与えてくれるようになり、いち早く花を咲かせた梅の存在が目立たなくなりました。そんな目立たない梅の木ですが、これから梅雨までの間、またしても注目を集めることがあります。それは、子どもたちにはまだ気付かれて(気付いて)いないものの、今年も咲いていた花の後にまだまだ小さいもののたくさん実を付け始めていました。順調に育ってくれれば、例年のように子どもたちが梅狩りをして梅ジュースや梅ジャム作りに勤しむことが出来るはずです。ただ、心配なことは、昨年度末、新たに加わった丸太を使って作った遊具に登ると、脚立を使うことなく子どもたちでも容易に収穫でしてしまうようになったことです。これから暖かい日が増えてくるようになると目敏い子どもたちに実が見つかり、お願いしていないのに摘果されることになるでしょう。また、次々に花を咲かすタンポポは子どもたちに摘んでもらうことにより種が広がり子孫を増やすことができます。そのタンポポの手伝いをしているかのようにまだ枯れたような様子のラベンダーの根元で1歳児うみ組のK君が必死にタンポポを摘もうとしていました。その側を、4歳児あい組のHちゃんが、2歳児つき組のAちゃん(妹)に三輪車を押してもらって遊んでいたのですが、何だか立場があべこべ反対のように思いましたが、二人がとても楽しそうなことから、お互いに納得していることが伝わって来ました。
 一方、5月5日の「こどもの日」に向けて各クラスで製作した(年齢に合った)🎏こいのぼりが飾られていましたが、同じものが二つとないユニークな作品ばかりでホッコリさせてもらいました。
2022年04月28日(木) No.3291 (園長日記)

No. PASS