Diary

探し物はなんですか?


先週、気温が下がる日がありましたが、今週に入り、例年並みの暖かさが戻ってきたようで、桜やケヤキをはじめ、園庭のあらゆる木々が柔らかい葉っぱを広げる準備を始め、アリなど様々な虫たちが忙しそうに動き回り、そんな虫たちを餌にするのか鳥たちが飛び回っています。一方、5歳児のぞみ組のTちゃんとSちゃんは担任のN先生手作りの植物カードとクローバーを大切そうに握りしめ、朝から園庭に咲く花たちを観察するかのように「これは三つ葉のクローバー」「「これ、たんぽぽ!」「これは、なんだろう?」と確認していました。また、3歳児てんし組・ひつじ組のM君、R君、R君は何としてもカエルを捕まえたいものの園庭では見つけられなかったため、園舎東側の山の下の草や側溝などそ必死に探し回っていました。あいにく、みんなが満足するようにカエルが出てくることはありませんでしたが、園庭のみんなと別行動でやりたいことをできた満足感でいっぱいだったようです。夕方、園庭で遊んでいた子どもたちの中、3歳児ひつじ組のMちゃんが何かを探しているか園庭中央の鳥海石の上に一人座って遠くを見つめていました。新入園児は初めて出会う様々な事物に関わり、自分にとって楽しいものかどうか確かめているようです。どうか、人間が作り出すことができない自然に触れてたくさんのことを学んで欲しいと思います。
2022年04月20日(水) No.3285 (園長日記)

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