Diary

やばい!?


昭和の時代であれば「危険」「不都合」「具合が悪い」といった否定的な使われ方をしていた「やばい」という言葉、今では「凄い」とか「最高」「すばらしい」といった肯定的な意味合いでも使われるようになり、子どもたちも日々の生活(保育)の中で当たり前のように使う姿が見られます。今日も薪作りをしている僕に5歳児めぐみ組の男の子たち数人が正門から玄関までの道路一面を桜吹雪となって散った桜の花びらが覆っている様子を見て「『やばい』『やばい』えんちょうせんせ〜い!見て、やばいよ!」とフェンス越しに話しかけてきました。そんな子どもたちに「本当だね、でも『やばい』じゃなくて『すごい』とか『きれい』とか言ってほしいなあ」と話し掛けたのですが、そんなことを言う僕が「やばい人」と思われたのかも知れません。一方、昨日・一昨日とまではいかなかったものの、今日も日中気温が上がり子どもたちが顔を真っ赤にして遊んでいました。そんな暑さの中でも、0・1歳児の先生たちは子どもたちを負ぶって保育をしてくれているのです。寒い季節であれば、カイロ代わりで暖かくていいのでしょうが、これからの季節に背中にカイロを背負っての保育は暑さのあまり頭の回路が壊れてしまったようになり、それこそ「やばい」ことになってしまうのかも知れません。しかし、明日から天気が崩れ気温が下がるとの予報、花散らしの雨によって、花から若葉へ景色が変わっていくことになりますが、散った花びらがあちこちに詰まって「やばい」ことにならないようにしなければ・・・。
 さて、17日日曜日はキリスト教会では「イースター礼拝」が守られますが、保育園では翌18日月曜日に「イースター礼拝」を祝います。そんな、イースターに向けて4歳児あい組の子どもたちが園庭で絵を描いて(塗り絵)いましたが、乗り物に乗って遊びたいのか、早々に終わらせる子ども、そうかと思えば線からはみ出さないように慎重に色を塗る子など、1つの取り組みから性格や好き嫌いが垣間見られ興味深かったです。
2022年04月13日(水) No.3280 (園長日記)

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