Diary

ウクライナへの想い


恥ずかしいことに、ロシアがウクライナに侵攻するまで「ウクライナ」という国のことを気に留めることも、首都すらも知らずにいました。しかし、今では新聞でもTVのニュース番組でもあってはならない争いによる惨劇が連日一面や冒頭で伝えられるようになりました。保育とは全く関係なさそうなウクライナですが、一躍有名になったことがあります。それは、冬に読まれる(子どもたちに読んであげる)「てぶくろ」というウクライナ民話の絵本です。そして、この「てぶくろ」と登場人物(動物)に違いはあれど内容がほぼ同じなのが、ソビエト(ロシア)で有名な「小さなお城」「ちいさなおうち」という絵本(お話)です。「てぶくろ」は今でも購入することができますが、なぜか「小さなお城」は再販される(様子)もないことから、購入できなくなる前に程度の良いものをネットで購入し、宝物の絵本の一冊に加わりました。どちらの本もE・ラチョフ氏が描いた素敵な服を着た可愛らしい動物たちが話を盛り上げてくれるのです。そんな素敵な絵本が作られた国同士が争いをしている。そして、たくさんの命が失われ、住むところを奪われている方々が大勢いることに胸が痛みます。
 さて、これまで保育園にSV(スーパーバイズ)にいらして頂くほか、スウェーデンの先生たちとの交流、そして私的にも懇意にさせて頂いている宮城学院女子大学、教育学部の学部長、N先生が学部長挨拶としてゼレンスキー大統領の国会演説を振り返った挨拶、学長のS先生が入学式で学生たちに送った式辞が書かれています。N先生もS先生も常に世界に目をむけていることが伝わってきます。十数年後、子どもたMGに入学するきっかけになるかも知れません。ぜひ、ご覧になってみてください!
https://news.mgu.ac.jp/e-ke/news/811.html
2022年04月07日(木) No.3276 (園長日記)

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