Diary

かみさまっているんだね


今日から進級児も新入園児も登園となり、新年度が本格的に始まりました。今日から登園となった進級児は保育室も玄関の靴置き場も変わったこともあり、場所を確認しなければならず保護者の方々も大忙しの朝となりました。
 さて、一期は「かみさまっているんだね」という主題のもと保育を行います。今日、4・5歳児はいつものようにクラスごとに礼拝を守りました。話のテーマは「神さまは愛」だったのですが、少々難しいと思いながらも5歳児の子どもたちに「愛」の反対は何か聞いてみたところ、めぐみ組のTくんが間髪入れず「いあ」と答えてくれたのですが、その答えに担任のN先生はニヤニヤ!確かに反対から読むと「いあ」。僕もその答えが可笑しくて仕方なかったのですが、心の中で「そうだよなあ!難しい質問をしてしまったなあ」と反省しながら、マザーテレサが語った「愛の反対は『無関心』と言って『知らんぷり』するようなこと」と伝え、新しく保育園に入って来たお友だちが困っていたり、泣いていた里した時は「どうしたの?」「どこか痛いの?」と声を掛けてくれるようにお願いしました。漠然としているかも知れませんが、進級児は毎週の礼拝や日々の生活を通し「神さま」がいつも守っていてくれるということを理解してくれています。一方、多くの子どもたちが神さまやお祈りに触れることが初めてであろう新入園児にも神さまの存在を知ってもらえるように関わっていくようにします。初めて家庭を離れて集団生活をする子どもたちにとって、暫くは不安や緊張の日々が続くことでしょう。そんな子どもたちを、神さまがいつも守ってくださっていることを伝え、安心して過ごしていけるようにしたいと思います。今日は春とは思えないような冷たい雨が降る寒い一日となりましたが、桜の蕾が間もなく花を咲かせそうに膨らみ、沈丁花やレンギョウがきれいな花を咲かせています。そんな様子からも神さまの存在を感じたいものです。
2022年04月04日(月) No.3272 (園長日記)

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