Diary

思い込み


担任の先生であれば、らよくあることかと思いますが、不思議なことに毎日誰かしらが僕に家での出来事や家族のことを伝えてくれます。今朝も5歳児のぞみ組のY君が「園長先生、あのね、昨日🐹ハムスター死んじゃったんだ」とペットの訃報、3歳児ひつじ組のM君が「園長先生、今日ねママ携帯忘れたからお家に帰ってからお仕事行くんだけどだいじょうぶかなあ?」とママに対する心配を教えてくれるのです。いったい何故、僕にまで伝えてくれるのか分かりませんが、僕にも心を許してくれている、僕を仲間だと思ってくれているのだとすればこの上ない幸せです。
 さて、先日来、仙台駅のあちこちにあった吊り下げ式の時計が改札付近とホーム以外なくなっている事が気になっていました。これまで特別意識することなどなかったのですが、あって当たり前だと思いこんでいたものが無くなると意外にも不便さを感じるもので、点検か修理なのか、早く治るといいのにと思っていたものの一向に設置される気配もなく不思議に感じていました。すると、いいタイミングでネットニュースに「携帯電話やスマートフォンの普及、保守メンテナンスの軽減」などを考え、全国の駅から時計を撤去していると伝えていました。海外の空港や駅では日本のそれとは違う趣のある時計や高級時計メーカーの時計が時を伝えています。素人考えですが、日本にも素敵な時計メーカーがあるのですから、スポンサーとなって色々な駅に時計を設置し、点検・修理をするなんてことは不可能なのでしょうか?実現したら、色々な時計があって楽しいと思うのですが・・・。
 長くなりましたが・・・。今日の天気予報では雪の降る確立はそれほど高くなく家を出る時も電車が岩沼付近を走っているときも雪は降っていませんでしたが、船岡辺りから結構な勢いで雪が降っていて、大河原に到着した時には既に雪が積もり、更に傘が必要なくらいに降り続いているではありませんか!予報を信じ傘を持ってこなかったことを後悔したものの、幸いなことにフード付きのコートを着ていたためフードを被り急ぎ足で園に向かいました。そして歩道や駐車場の雪かきをしたのですが、その頃には空が明るくなり雪も止むのですから何とも皮肉なものです。それでも園庭に積もった雪をはと組の女の子たちが「おいしいね」と言いながらお決まりの味見をしていました。こんな光景、三寒四温を繰り返し本格的な春、卒園・進級を迎えるまで何度あるのでしょう?そんなことを考えてしまいました。
2022年02月17日(木) No.3246 (園長日記)

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