Diary

まさか!よりによって!


昨日一昨日の二日間、これまで何度も園庭の環境整備(庭木の剪定や木製遊具作り)で大変お世話になっているYさん・Wさん(卒園児のお父さん)にお手伝いいただき、園庭遊具の修繕と新設作業を行いました。やけに静かで寒かった5日の朝、起床してすぐ嫌な予感を抱えつつ外を見てみると案の定、雪が積もっているのでではありませんか。立春を迎え暦の上では春になっているのにです。その様子に「よりによってなぜ今日?」という思いを持ちながら保育園に向かいました。この作業をするために事前に5歳児めぐみ組のR君のお父さんにパワーショベルをお借りできないか伺うと快諾して下さり事前に園庭に搬入してくださいました。それだけではなく義理の弟さんにあたる2歳児つき組のNちゃんのお父さんも誘ってこの二日間も作業に加わって下さいました。2021年2月、同5月にもYさん・Wさんにお手伝いいただき大規模な作業をしましたが、今回R君のお父さんが運んで下さったパワーショベルのバケットが穴を掘るだけでなく物を挟むことができる特別なバケットが取り付けられていたこと、そしてオペレーターとして加わって下さったお陰で、予定より早く作業が進みました。おそらく、「パワーショベルと貸していただけないか?」というお願いを奥様から聞いた時「まさか!」と思ったかと思いますが、それだけでなく、設計図も何もない中、休日返上で新設作業まで手伝うことになり「よりによって」と思ったかも知れません。しかし、少しずつ形が見えてくると作業をしながら「こうしたらいいのでは?」「こっちの方がいいんじゃないか」という意見が出てくるようになり、自然と役割分担し二日間の作業を終えた時には笑顔と充実感があふれていたように感じました。これで、今週金曜日から仕上げ作業へ取り掛かることになりますが、今週子どもたちが遊んでいる様子を見たり感想を聞いたり、先生たちからの意見も聞いて完成に向けて取り組みたいと思います。ちなみに土日お休みだった子どもたちはたった二日間で園庭に新たな環境ができていることに驚き、また喜んでくれたようで、寒さから逃れるため暖炉の前で暖をとる子どもたちの姿は見られませんでした。
 さて、「まさか!よりによって!」と言えば、今日の礼拝で子どもたちに聖書のお話をしてくださったM先生が礼拝を終え職員室へ戻ってきた時、僕に「のぞみ組・めぐみ組の子どもたちが卒園式当日、胸につけるコサージュ作りのお手伝いをお願いしたのですが?」と言われたM先生の感情でしょう。突然の僕からのお願いに「えっ〜?私にできることですか?」と驚かれていましたが、喜んでお手伝いして下さいました。どうかコロナが落ち着き、卒園式を迎えられることを願うものです。
2022年02月07日(月) No.3237 (園長日記)

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