Diary

ちいさいいのちが


5歳児の卒園式を除くと保育参観が一年間(今年度)の締めくくりの行事となります。そして「保育参観」を終えるころになると園庭の木々や球根が次々と新芽を膨らませ春の準備を始めていることが一層感じられるようになることでしょう。しかし、今朝も冷え込んだため園庭はカチカチに凍り、水たまりには白い氷が張っていました。また、この季節は空気が乾燥し澄んでいることもあり、ここ数日間ほとんど見えなかった雪を抱いた蔵王の雄姿がくっきりと見えました。しかも、照り付ける朝日を降り積もった雪が反射させ幻想的で見事なこと!それを記録すべくしばらくぶりに山に登り映像に残すことにしました。しかし、底が擦り減りかけた長靴で雪が残る凍った狭い斜面の道を歩くことの怖いこと怖いこと!滑落しないように慎重に歩いていると、凍った足元の地面に芽を伸ばしているどんぐりを見つけました。そんなどんぐりの様子を見て「♪小さい命が土の中、外の寒さにまけないで、虫もカエルも待っている、春がくるのを待っている 神さま命を つくられる ハレルヤ ハレルヤ 」と言う歌詞のこどもさんびか浮かび、暫くの間、頭の中をリフレインしていました。暖かい春が待ち遠しい証拠のようです。
 さて、寒い外とは反対の暖かい2歳児ほし組の保育室では、栄養士のY先生がスプーンの持ち方(使い方)をテーマに健康保育をしてくれました。子どもたちはY先生が手作りした動物の顔になっている紙皿に入れられた大小様々な豆をプリンカップに夢中になって移していました。しかし、Y先生の願っているスプーンの握り方ができていない子どもたちも見られたとのこと。ご家庭で食事をするときにも、お子さんの様子を見ていただき、上手に使えるよう声を掛けていただけると嬉しく思います。
2022年01月20日(木) No.3225 (園長日記)

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