Diary

不思議と・・・。


1月15日(土)と16日(日)に2022年度の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)が実施されました。果たして自分は何点取れるか翌日、新聞に掲載された問題を見てみましたが、言うまでもなく問題を見て直ぐに匙を投げてしまいました。このテスト、コロナ禍になる前もインフルエンザなどの感染症の流行や地域によっては雪など自然災害による交通への影響を受けやすい時期ということが問題・課題となっていました。それに加え、今年は自暴自棄になった学生が受験生らを無差別に切りつける事件が起きてしまいました。また、遥か彼方で起きた海底火山の噴火によって起きたとみられる潮位の変化(津波)によって太平洋沿岸部や沖縄や小笠原諸島などに警報が発令され、沿岸地域を走る電車が運休になるなど混乱が生じました。予想もしていなかった出来事に受験生たちはさぞかし動揺したことでしょう。偶然が重なったとはなぜこのタイミングで!?と不思議に思ってしまいます。様々な問題・課題を鑑みて、以前入学時期を欧米に合わせるという議論も出ましたが、違った問題も出てくることもあり実現には至らず今に至っています。保育園でも今年度の行事の反省などを考慮して来年度に向けて年間計画を作っていますが、梅や桜が咲くころに入園式を行うことと、暑い夏に行うことをイメージしてみると、きっと日本人のDNAに刷り込まれているのか春に行うことが自然に感じてしまいます。今朝は冷え込みが緩んだとは言え、思いのほか気温が上がらず吹く風は結構冷たく感じました。そんな中でも梅のつぼみが以前にも増して膨らんでいました。また、枝に鳥の小さな卵のような形をしたイラガの繭を見つけました。子どもたちが就学・進級を楽しみに待つように、寒い冬に耐え暖かい春が来るのを梅のつぼみと共に待っていることでしょう。
2022年01月17日(月) No.3222 (園長日記)

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