Diary
寒いけれど暖かい
今朝、家を出たとき、仙台はチラチラと雪が待っていた程度で路面も凍結する様子もなく安心して駅に向かいました。ところが、岩沼を越えた辺りから本格的に雪が降っていて、大河原も降っていた雪で真っ白。その雪は子どもたちが登園して来た後も降り続き、時折降った雪を吹き飛ばすような風が吹く園庭でソリ滑りや雪だるま作り雪合戦をするなど楽しそうに遊んでいました。そんな中、園庭中央のケヤキの木のところで2歳児ほし組のT君雪まみれになりながらボウルに雪つめをしていました。すると、その様子を見ていた5歳児のぞみ組の恥ずかしがり屋のMちゃんがT君のことを後ろから抱きしめたかと思うとマスクをしていても目を見ただけで最高の笑顔がわかるほどの表情で雪を払ってあげながら遊んでいるのです。今でこそ大きな声で話しかけてくれたり感情を表現してくれるようになったMちゃんですが、T君がMちゃんを信頼し全てを委ねていること、それをMちゃんがしっかりと受け止めてあげていること、家ではいつもこんな風な表情で過ごしていることが想像できました。そんな二人の様子を見ていると寒さを感じるどころか、暖かさが感じられました。また、4歳児あい組のT君は同じクラスのM君とMちゃんをかわりばんこにソリに乗せて引っ張ってあげているのです。力がある大人(先生)が引っ張るのは簡単かというと中腰になって引っ張ってあげなければならず、あっという間に腰が痛くなってしまうのですが、T君はそんなことなど全く感じることがないトナカイのようで、乗せてもらっているM君たちはサンタクロースのようでした。ソリを引くT君はきっと寒いどころか暑くなったことでしょう。一方、降り積もった雪が吹き飛ばされるような風が吹く中、1歳児そら組の子どもたち園庭に出てきてソリ滑りを始めたことに驚きましたが、短時間で切り上げて保育室へ戻って行きました。間違いなくジャンパーを着ること、保育室へ戻るために脱ぐことの方が時間がかかったことでしょう。先生方ありがとうございます。
2022年01月12日(水)
No.3219
(園長日記)
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