Diary

良いお年を!


天気予報では降雪があることなど伝えていなかったはずでしたが、今朝は昨日以上に雪が降り積り、昨年はほとんど使うことがなかったスノープラウ(除雪装置)を軽トラックに装着し除雪作業をすることになりました。いつもならば送迎の車が多く除雪作業が大変なのですが、幸いなことに今日は保育終了日で登園する子どもたち(送迎の車)が少なかったため思いの外作業が捗りました。一方、子どもたちは昨日以上に降り積もった雪に歓喜を上げ、味見、ソリ滑り、雪合戦、雪だるま作りに興じていました。5歳児のぞみ組のR君にいたっては、雪遊びをするために自前のスコップを持参し、また、3歳児ひつじ組の子どもたちは担任のN先生と一緒に可愛らしい雪だるまを作っていましたが、N先生がその雪だるまを大切そうに抱きかかえ保育室へ戻ってきて日の当たるバルコニーに置くので「どうしたの?」と声を掛けると「どうしてもお部屋に連れて帰るって言うので」との返事が・・・。「でもこのままじゃ、某携帯のCMみたいになっちゃうんじゃない!?」と声をかけると、「そうですよね!」と笑って返事が返ってきた通り、案の定、午睡明けには融けてしまったようですが、それでも子どもたちは満足・納得したことでしょう。
 さて、昨日・今日はこんな風に雪遊びを楽しむでけではなく、各クラス保育室の大掃除に取り組んでくれてどのクラスも新年を迎える準備ができました。また、5歳児は今日ランチルームのテーブルや椅子をどかし、家庭ではほぼ皆無となったであろう床の雑巾がけをしてくれましたが、僕だったら間違いなく一往復しただけで腿やふくらはぎなどの筋肉が悲鳴を上げるであろう長い距離の雑巾がけを、競争しながら何度も行っているのですから驚きです。しかも、その上手なこと!お陰で床のざらつきがなくなり輝きが戻りました。
 長くなりましたが、コロナ禍にあって様々な制約が求められる一年となった2021年の保育も保護者の皆様・地域の方々など沢山の方々のご理解ご協力と支え、職員のチームワークにより何とか終了日を迎えることができました。心から感謝申し上げます。年末年始、家族で日本の文化に触れたり冬を味わういい機会です。事故や怪我なく過ごし、年明け元気に登園してくれること、先生方もしばし仕事を忘れリフレッシュして出勤してくれることを祈っています。
2021年12月28日(火) No.3213 (園長日記)

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