Diary
こころのひかり
朝から雪が降り、今年初めての積雪となった今日、3・4・5歳児クラスの子どもたち、保護者のみなさんが心待ちにしていた2021年の「クリスマス親子礼拝」を行うことが出来ました。5歳児のぞみ組・めぐみ組の子どもたちはこの日を迎えるまで、配役や台詞、動きなどについて話し合いを重ねるなど準備を進めてきた事もあり、やる気と自信は十分といったところですが、さすがに大勢の保護者の方々をお迎えすると、緊張と照れ・恥ずかしさが出てきてしまっていることが表情から伝わってきました。そんな子どもたち同様、しっかりと準備をしてきた担任の先生たちからも緊張している様子が見て取れました。そんな中、キャンドルサービス、礼拝と予定通りプログラムが進み、ページェントが始まると緊張しながらも、来てくれた家族にアイコンタクトを送り演ずる微笑ましい姿が見られました。語らずともたった数秒間のアイコンタクトだけで「どう?上手でしょ!?」「うん!上手だよ!」「見ててね」「頑張って」「やった〜!」「素敵だったよ」といった互いの想いを伝え合っていることが伝わってくると共にだからこそ当日のページェントは特別であることも感じました。一方、3歳児は4・5歳児とは違い、先生たちと一緒に演ずる経験をしましたが、緊張感というより可愛らしさが溢れるページェントとなりましたが、この経験が来年のクリスマスにしっかりと生かされることでしょう。
さて、クリスマスになると様々な絵本が読まれますが、僕が保育者となったばかりの頃に初版され、衝撃を受けた一冊が「やまあらしぼうやのクリスマス」という絵本です。動物の子どもたちがページェントを作り上げていく様子や、やまあらしの坊やとお母さんとの基本的信頼関係などを含め、心を打たれる絵本です。もし、まだクリスマスプレゼントが決まっていなければ、お勧めの一冊です。玄関ホールに展示してあるクリスマスの絵本コーナーにも紹介されていますので興味があれば、ぜひ読んでみてください。
来年度こそ、コロナが落ち着き、0・1歳児クラスも何らかの方法・内容でクリスマス親子礼拝を行うことができることを祈りながら、今日を終えることができたことを子どもたち、保護者の皆さん、先生たちに感謝します。本当にありがとうございました。
2021年12月18日(土)
No.3206
(園長日記)
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