Diary

始まり始まり


昨日、日曜日からクリスマスを迎えるための準備期間、「アドベント」に入りました。キリスト教会でアドベント礼拝が守られているように保育園でも今日の礼拝からアドベント礼拝を守るようになり、またリースやツリーが飾られるように、各保育室にアドベントカレンダーや聖家族人形が準備され、玄関ホールのクリスマスツリーが光るようになり、その隣にはクリスマスの絵本がディスプレーされるなど、一気にクリスマスムードが高まりました。そして、コロナ禍で中止せざるを得なくなってしまった「クリスマスマーケット」を2年ぶりに開催しようと先生たちが準備してくれて、手作りの品々が並べられました。すると、これまでクリスマスマーケットを経験したことがある子どもたち保護者の方々が、帰り際、テーブルに並べられた品々を見付け、品定めをするかのようにテーブルの前で足を止め、「これほしい」「なんだ、明日からなんだって」と話し合う姿が見られました。そんな姿からも、「クリスマスマーケット」も園行事として定着していたことを再確認させてもらうことができました。とは言え、オミクロン株という新たな新たなウイルスによる感染が伝えられています。クリスマス親子礼拝が出来ないようなことにならないよう感染予防を徹底し、先生方に感謝し、皆さんに楽しんでいただけることを願うものです。
 さて、今朝、宮城県内は高気圧に覆われて晴れたため、放射冷却の影響で冷え込み、仙台で初霜と初氷を観測したそうですが、大河原駅から園に向かう途中にあった水たまりにも氷が張り、園庭は全てが霜に覆われ真っ白になっていました。そんな寒い朝でも子どもたちはいたって元気で、いつもなら園庭に飛び出して来ると真っ先に乗り物置き場に向かう子どもたちが「すっげ〜!雪だ」「まっしろしろすけだ!」と声を上げ畑を囲む丸太や、タイヤの花壇に向かい「かき氷みたい」と言いながら霜を触り感触を楽しんでいました。そんな中に必ず味見をする子がいるので、そっと様子を見ていたのですが案の定、3歳児ひつじ組のY君、4歳児あい組のT君とM君、はと組のHちゃんが、丸太の上やシーソーの上に降りた霜を大切そうにすくっては嬉しそうに舐め、「おいしい!」と言っているのです。誰に教えられた訳でもないのに霜や雪が園庭を白く覆うようになると毎年同じ様子が見られるようになるのですから、子どもたちのDNAに味見をするということが刷り込まれているのかも知れません。お腹を壊すほど食べる(味見する)ことはないと思いますが、しっかり様子を見て声を掛けなければと思います。
2021年11月29日(月) No.3191 (園長日記)

No. PASS