Diary

被り物


あちこちの保育室からクリスマスの讃美歌が聞こえるようになり、赤や緑といったクリスマスカラーを使った制作物が飾られるようになってくると改めてクリスマスが近づいていることを感じます。午前中、職員室前のバルコニーでは、3歳児てんし組のT先生が子どもたちと一緒に座り込み、園庭で拾い集めた栴檀(せんだん)の葉の茎(葉脈・枝?)と輪ゴムを使って☆星作りをしていました。子どもたちは、細い棒にしか見えないものが、見事な☆星になることが不思議なようで、T先生の手元をじ〜っと観察していました。中でもFちゃんはよほど嬉しく気に入ったのでしょう、出来上がった星をテープで帽子に貼り付けてもらいニコニコしながら遊んでいました。今後、4・5歳児がクリスマス親子礼拝で行うクリスマスページェント(降誕劇)に向けて本格的に準備を始めるようになると、冠やお面といった被り物の他、衣装を身につけることが増えてくるため、更に刺激を受けて今日とは違う反応が見られることでしょう。一方、2歳児つき組の子どもたちは、園庭から園舎東側の斜面や道路に出て駆け回っていましたが、K君とAちゃんはS先生が摘んでくれたススキを頭に巻き付け自慢げに(嬉しそうに)見せてくれました。
 さて、2階、4歳児あい組のバルコニーには、きれいに皮が剥かれた渋柿(園庭で育った)が同じように鮮やかなオレンジ色の夕焼けに照らされていました。子どもたちはあと何日したら食べられるか楽しみにしながら色や形の変化を見ていることでしょう。
2021年11月18日(木) No.3185 (園長日記)

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