Diary
あっぱれ!
昨日の日記に立冬を迎え、暦の上では冬になったと書きましたが、それを表すかのように、今朝、今年初めて園庭を雪虫が飛んでいるの見つけました。天気予報によると今日は一日雨が降ると言っていたこともあるのか、いつもであれば外遊びをしている時間になっても子どもたちは園舎内で過ごしていたので、そっと捕まえて見せてあげようと思ったものの残念ながら逃げられてしまいました。北海道では雪虫が飛ぶと一、二週間後には雪が降ると言われているようですが、今年はやけにカメムシがやってきているので大河原でも雪がちらつくなんてことがあるのでしょうか?世界中で地球温暖化が叫ばれる一方、日本では近年、各地で大雪が降り長時間にわたる自動車や列車の立ち往生が相次いで発生したり、家屋の倒壊等の被害や電力などのインフラの麻痺が発生しています。先日、ドイツ人の友だちからメールが届いたのですが、昨年の冬はドイツでも大雪が降り、街中でスノーボードができてラッキーだったことが書かれていました。天気予報通り、日中結構な勢いで雨が降りましたが、もしこれが雪だったら?そんなことを想像するとゾッとしましたが、そんなことにならず、子どもたちが雪遊びができる程度の雪が降ってくれることを期待します。
さて、雨が上がった時を見計らってレインコートを着て2歳児と4歳児はと組の子どもたちが園庭で遊び始めました。その際、はと組のK君が柿の木の枝先を見つめ「目みたい!」と呟きました。近くにいた担任のW先生もクラスの子どもたちも一瞬「???」と思ったものの、K君が見つめる枝先をよ〜く見てみると、来年伸びる芽と思われるその枝先に溜まった雫が目に見えるのです。何とも詩的・芸術的表現に改めて「子どもの感性」を感じさせられました。K君に限らず子どもたちの目には大人とは違うものが見えていることでしょう。鮮やかな色の花が減っていく中で、子どもたちに気付かれずビワの花がひっそりと咲いていました。来年また子どもたちが喜んで食べられることを楽しみにしたいと思います。
2021年11月09日(火)
No.3178
(園長日記)
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