Diary

継続と発展


いもほりが終わった途端、泥遊びをするのに格好のスペースとなった畑に今日もスコップやカップをもった子どもたちが子どもたちが集まり夢中になって遊んでいます。今日は4歳児あい組の男の子たちがしゃがみ込み、大きな鍋に入れた黒土に水を加えて上手に混ぜると、まるでカカオ分95%の本格ビターチョコレートのよう!その土をカップで型抜きすると見事なプリンが出来上がり、またガトーショコラを彷彿させる美味しそうなケーキが作られていました。しかし、午前中歯科健診があったこともあり、パテシエたちも作業を中断し一旦保育室へ戻らなければなりません。その際、自慢の作品が壊れたり壊されたりすることがないようにどこかに片付けておいたのか、隠しておいたのか、夕方「園長見て〜!こんなに硬く固まったよ」とプリンと団子を見せに来てくれました。㋃から半年も過ぎると4・5歳児は遊びが一過性ではなく継続性が見られるなど様々な変化が感じられる(見られる)ようになります。クラスで少しずつクリスマスに向けて話し合いが始められていつのか、4歳児はと組のYちゃんは今朝、クリスマスページェントで宿屋さんの場面でよく歌われる曲を口ずさみながらご機嫌で登園してきました。そんなところからも子どもたちの成長を感じることができます。
 一方、5歳児めぐみ組のM先生とA君T君たちも畑にしゃがみホウレン草を収穫していましたが、A君が食べられそうにない部分を真剣な眼差しで丁寧に取り除く様子は農家の方のよう!収穫後どのように使われる(食べる)のかと言えば、一般的な「おひたし」ではなく、何と「ホウレン草のマドレーヌ」作りに使うというのです。そんなところにも先生たちのアイディアと時代の変化を感じずにはいられません。泥で作られたプリンやガトーショコラであれば虫歯になることはありませんが、マドレーヌであればしっかりと歯磨きが必要になることでしょう。
2021年11月04日(木) No.3175 (園長日記)

No. PASS