Diary

霜月になりました。


オリンピック・パラリンピックの開催により、祝祭日がない中、「親子で遊ぼう会」や「遠足」など行事を行い無事に一ヶ月を終え11月を迎えることができました。朝夕一段と気温が下がり、霜が降りてくる時期であることから11月には「霜月」という呼び名が付けられているようです。それを証明するかのように朝の冷え込みで車掌車がすっかり冷たくなり、子どもたちが指で落書きをして遊んでいます。そして、あんなに飛んでいたトンボも日に日に少なくなり、羽根がボロボロになってしまい動きも鈍くなったトンボを子どもたちが簡単に捕まえられるようになりました。また、忙しそうに働いていたアリの姿も見られなくなり、夕方になるとうるさいぐらいに鳴いていた秋の虫たちの声も聞かれなくなりました。そして、職員室の前のバルコニーに現れた動きがとてもゆっくりになった大きなキリギリスは暖かい太陽の日差しを浴びて喜んでいたように思えました。一方、先週末、やけに慌ただしく動き回っていたので気になっていたペットボトルで飼育していたマツモ虫、今朝出勤してすぐにボトルを確認して見ると、これまでであればちょっとした刺激を与えるだけで泳ぎ出したのに、今日はそんな様子はなくボトルの底から動こくことなく一生を終えていました。金曜日の様子から何となく予感はしていたものの、約一ヶ月、餌となる虫を与え観察していたこともあり、残念で、異変を感じた時点で昆虫公園の近くの水溜りに逃してあげればよかったと後悔・反省しています。
 さて、先週いもほりを終えた畑は子どもたちが泥んこ遊びや幼虫探しをするのに格好のスペースとなり、スコップやシャベルで掘られ月面のクレーターのような凸凹の穴が出来ていましたが、その隣の畑では大根やかぶ、白菜が立派に育っています。今月末にhクリスマスを迎える準備が始まりますが、その頃には雪虫が飛ぶようになることでしょう。季節は確実に冬へ向かっています。
2021年11月01日(月) No.3173 (園長日記)

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