Diary

びっくり!


認可保育所において月一度義務付けられている「避難訓練」火事や地震などを想定し毎月行っていますが、年に2回は非常ベルが鳴らされ、園内放送に従って避難する合同避難訓練を行い、消防署の職員をお迎えし訓練の様子をご覧いただきて講評をいただいています。しかし、今日は不審者から身を守るための「防犯訓練」を行いました。非常ベルはならないものの、園内放送(合言葉)に従い先生たちが子どもたちを集めることになっているのですが、♪ピンポンパンポ〜ンという音を聞いた途端、それまで自由に遊んでいた子どもたちが動きを止め園内放送を耳を澄ませて聞き近くにいる先生のところへ集まっていくのです。今日は一旦車掌車の近くに集まった後、以上児には2階ホールに避難してもらい、僕から防犯訓練の大切さ意味合いを説明しました。中には本当に怖い人がやって来て、僕と戦っていると思っていた子どもたちもいてくれたようで、中でも5歳児めぐみ組のS君は「僕が助けに行ってあげる!園長先生は大切だから」と言ってくれていたのだとか・・・。何とも優しくありがたい言葉ですが、いざと言うとき本当にそんなことを考えないようにしっかりと伝えていかなければならなそうです。今年度もう一度行う予定ですが、その時には警察署から職員にいらしてもらいたいと思っています。
 さて、今日は昨日と打って変わって雨も降らず、気温も上り過ごし易い一日だったこともあり、子どもたちは朝から外遊びに興じていました。そんな中で3歳児てんし組のYちゃんとA ちゃんは頬っぺに湿布を貼っているので「どうしたの?」と尋ねてみたところ、「よそ見しながら歩いていてピザ窯にぶつかったんだ」とあっけらかんとした様子で返事が返って来ました。そうかと思えば3歳児ひつじ組のNちゃんとHちゃんは0歳児ひかり組のK君が保育室に戻らず車掌車のステップのところで遊んでいることを気にしてくれて転んだり落ちたりすることがないように見守りながら一緒にいてくれました。また、夕方の外遊びの時、てんし組のHちゃんは太いケヤキの丸太を抱き抱えたり跨いだりして何度も滑り台を楽しんでいました。その身のこなしと活発さにびっくりでした。
 そうそう、びっくりといえば帰宅するためペデストリアンデッキを歩いていると、途中一部だけ黒山の人集りになっているので何かと思ったら、月末の選挙に向けて応援演説のためにやってくるというA元総理大臣を待つ・一眼見ようと言う人々の姿で、そこだけは密を避けるどころかコロナ禍以前のような雰囲気でした。
2021年10月27日(水) No.3170 (園長日記)

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