Diary

気になる


毎年年度末に一回、保護者の方々が保育園に対してどのような要望や感じておいるかを把握するためにアンケートを取らせていただき、保育の質の向上に勤めるようにしいました。しかし、今年度は入園から半年経った今月に第一回目のアンケートをお願いしています。既に投書箱に入れて頂いたアンケート用紙を確認していますが、嬉しいことに多くの方々からほとんどの設問に対し、「満足している」との回答をいただいている一方、当然のことながら改善して欲しいこと要望が明確に記入された用紙が投函されています。特に園庭の遊具の安全面についての記述が多いこともあり、いつも以上に念入りに安全点検を行うようにしています。今日も雨が上がった午後の時間、花見櫓を中心にじっくりと見回ってみました。すると完成した2月には全く見られなかったキノコが何故か一本の木(柱)にだけ生えていることに気づきました。もちろんキノコが生えていても木が腐食しているわけでなく十分な強度はあるもののこのままにしておくと他の木より早く強度がなくなっていくことは間違いないはずです。そうならないよう、まずは生えいてきているキノコを取り除くこと、そして制作に携わって下さったYさんにアドバイスを頂くなど対処方法をしっかり調べ対応したいと思います。
 さて、今日は朝から雨が降り気温も上がらなかったこともあるのでしょう、珍しく一日園庭から子どもたちの声が響くこともなく、またトンボが飛ぶ姿も時々職員室にやってくるハエの姿も見られず、反対に園舎内でカメムシの姿が見られるようになり、また一足冬が近づいて来ていることを思わされました。こう寒くなってくると、9月上旬に捕まえて以来、ペットボトルで飼育しているマツモムシの餌である職員室へやってくるハエなどの虫を確保するのが難しくなっています。そのため、そろそろ何処か住み心地がいい所へ放してあげたいと思っているのですが、1ヶ月以上世話をしていると愛着が湧いてくることと、寒さのため、生きていけないのでは?考えてしまい踏ん切りがつかないでいます。明日は何としてもご馳走を捕まえて食べてあげたいのですがどうなることやら・・・。
 長くなりましたが最後に・・・。1歳児うみ組のY君のお兄ちゃんで、昨年度卒園したR君、時々お母さんと一緒にY君のお迎えに来てくれるのですが、コロナウイルスの感染予防のためにお母さんがY君をお迎えに行っている間、約束を守ってくれて玄関で待っていてくれます。そんなR君が「園長先生、僕は2本歯が抜けたんだ」と言うので「どこ?」といくと口を広げ「ここ」と言うので見てみると、明らかに保育園時代に抜けた下の前歯の跡には既に永久歯が生えています。そこで「もう立派な歯が生えているから虫歯にならないようにしっかり歯磨きしなきゃね」と声をかけたのですが、「うん」との返事だけでなく、「ここの歯が動くんだよね」と上の前歯がぐらぐらし始めていることを教えてくれました。何となく幼稚園・保育園時代だけが乳歯が抜けて何とも可愛らしい姿を見られると思っていたのですが、一年生でもまだ歯が抜ける時代であることを再認識させてもらいました。
2021年10月26日(火) No.3169 (保育日記)

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