Diary

みんな元気です!


職員室前の砂場のところに植えてある柳の木がしなって葉を落とすような強い風が吹きました。子どもたちはそんな風を楽しみに変え、拾い集めた落ち葉を空に向けて投げては飛んでいく様子を喜んで見たいました。0歳児ひかり組の子どもたちは保育室前の園庭に敷いてもらった柔らかいマットに座り、音を立てて吹き付ける風の音と感触を楽しんでいました。そうかと思うと上手に歩けるようになった子どもたちはどんどん行動範囲を広げ築山に登ってご満悦だったり、遊園地のコーヒーカップのように動く遊具(ドーナッツ)に乗って遊んだりと思い思いの時間を過ごしていました。ところが外遊びを始める前には内科健診があり0歳児だけでなく、1歳児そら組・うみ組の子どもたちも泣いて受診する姿がありました。しかし、泣くことで自然と口を開くことになり、その隙に先生が簡単に喉を診ることができていたのが何とも可笑しかったです。年に2回行って頂く内科健診と歯科健診、それぞれ5月末と6月上旬に行っていただいた時にはもっと多くの子どもたちが泣き叫び、時間もかかったような記憶があるのですが、今日は11時頃には登園した子どもたち全員の健診が終わりました。そして先生から「みんな元気です(でした)!」と報告をいただきました。それもこれも、先生たちが数ヶ月の間に子どもたちとの信頼関係を築いてくれた結果であり、改めて先生たちの保育力と日々の働きに心から感謝です。11月になると、新入園児の入園手続きが始まり、新年度に向けた準備が本格的になってきます。そして、当たり前のことですが4月には今年度入園した子どもたちが急に大人に見えるようになります。と同時に先生たちは新入園児との信頼関係を構築するために大混乱となることでしょう。こんな風にして一年があっという間に過ぎていくことを痛感させられます。このところ入園先を決めるために見学者がお見えになりますが、もし第一希望に選ばれたとしても全員が入園することは難しいとなることも間違いありません。しかし、まず何よりも選ばれる園になっているかどうかが問題なのですが・・・。
2021年10月20日(水) No.3165 (園長日記)

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