Diary

あっという間に


今朝の冷え込みは普段元気いっぱいの子どもたちでさえ、寒いと感じたようで冬の装いに身を包んだ子どもたちでさえ「園長先生おはよう!今日は寒いね」と話し掛けてきました。園庭から望める蔵王の戴きにうっすらと雪が降ったことが確認できるほどでしたので、子どもたちが寒がるのも納得です。ところが、太陽の日差しは遊具小屋の近くに置いてある水を含んだ丸太が太陽に照らされ蒸気を上げていました。そんな幻想的な様子を子どもたちにも見て欲しかったのですが、たった数分というわずかな時間だったこともあり、ほとんどの子どもたちに気付いてもらうこともなく、幻想的な時間はあっという間に過ぎてしまいました。その一方で、金属製の車掌車の車体に文字や絵を書く・描くことができることに気付き、ひらがなで名前を書いたり、手形スタンプを押したりして遊んでいました。これから日に日に寒さが増していくと、タイヤや丸太に霜が降り真っ白なんてこともあります。そのころになると「寒い寒い」と言っていた子どもたちの身体も寒さに慣れてきて、霜を掻き集め「かき氷」を作る姿なども見られるようになるでしょう。また、この寒さにより、畑の白菜が八百屋さんに並んでいる品物ののように一気に結球し、大根やカブといった冬野菜たちが寒さに負けず生き生きと育っています。また、サツマイモたちが土の中で立派に育っていることを期待し子どもたちがいもほりとやきいもを楽しめるよう、雨や露で濡れてしまっている小枝などを日の当たる場所へ移動し乾燥させてあげようと思います。
2021年10月18日(月) No.3163 (園長日記)

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