Diary

驚き


制服のある学校では「衣替え」となるぐらいで、いつもであれば特別なことがない10月、その10月がこんなに多くの人たちが心待ちにしていたこと・待ち遠しいと感じたことはあっただろうか?そんなことを思わされた今年の10月初日。そして1964年、日本で初めて開催された東京オリンピックとそれに合わせて東京大阪間で新幹線が開通した時の10月は国中がさぞかし大騒ぎだったことと思います。そして、コロナウイルス感染症の第5波がようやく静まってきたことから、27都道府県出されていた緊急事態宣言、蔓延防止等重点措置が昨日解除され、長い間我慢に我慢を重ねてきた飲食店などでアルコールの提供ができるようになりホッとしていることと思います。と同時にこの日を待っていたお客さんもさぞかし大喜びでしょう。そんな嬉しい日に台風16号が水を差すようにやってきて被害が出てしまった地域が心配ですが、これから少しずつ経済も改善方向に向かって行ってくれることを願うものです。その一方で心配なのは、これまでの反動で一気にタガが外れてしまったような行動を取ることによって再流行につながることです。思えばコロナにより研修会が軒並み行われなくなり、行われたとしてもオンラインでの開催。また県境を跨ぐ移動も控えるように呼びかけられ車での移動はもちろん、新幹線にも飛行機にも暫く乗っていません。そんなことがあるからなのか、園庭の上空を飛んでいる飛行機を見つけると、いつから乗ってないかなあ?今度はいつ乗ることができるのだろう?そんなことを思って見つめてしまいます。
 さて、今日は台風の影響もあり一日中雨が降り続く一日となりました。午前中はちょっと動いただけで汗をかいてしまうような蒸し暑さがありましたが、そんな中、2歳児つき組のS先生と数人の子どもたちがレインコートに身を包み長靴を履いて誰もいない園庭を独占して遊び始めました。結構な雨脚、そして沢山の水溜りを楽しんでいて、長靴の中に明らかに水が入っていることがわかる音を立てて走り回る様子は、長靴を履いている意味がないほどでした。午後になると身体を動かさないと寒く感じるくらい気温が下がってきたのですが、そんな時に限って午後のおやつがアイスと言うのですから皮肉なもの!さすがのこどもたちも「寒くなる」とか「どうして寒いのにアイスなの?」と不思議がっていました。そうかと思えば、アイスそのものが苦手な子がいるのがびっくりでした。ちなみに僕のところにも5歳児めぐみ組のIちゃんたちがカップアイスを届けにきてくれたのですが、そのバニラアイスの上に昨日作っていた栗の渋皮煮を使ったジャムが掛けられていました。その前には貴重な渋皮煮が届けられその美味しさに驚かされたのですが、まさかジャムができるとはびっくりでした。最後に、明日は姉妹園である第二光の子保育園の「遊ぼう会」が予定されています。お天気は回復するようですが室内での開催ということで心配はなさそうです。子どもたち、保護者の皆さん、先生方も怪我なく楽しい時間となるようにお祈りいたします。
2021年10月01日(金) No.3151 (園長日記)

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