Diary

さっきまでの涙が・・・。


保育室で連絡帳や荷物などの片付けを終え外遊びをするために玄関に向かう5歳児めぐみ組のMちゃんにいつものように「Mちゃんおはよう!」と声を掛けました。恥ずかしがり屋ということもありなかなか大きな声で返事が返ってくることはないのですが、今日はお母さんの後ろに隠れてしまうなどいつも以上に様子が違うのです。そこで再度「どうしたの?」と声を掛けてみましたが、やはり返事はありません。そしてそのままお母さんと一緒に玄関に向かっていくので絶対に何かあると思いお母さんに「どうなさいました?」とお聞きしてみるとコップを忘れてきてしまったことがショックで(気になって)泣いているというのです。そこで「じゃあ、給食室のY先生にコップ貸してもらいに行こう」と誘って保育園のコップを貸してもらいました。それでもショックから立ち直ることができず、しばらくの間、T先生に抱っこされなだめてもらっていました。その後、仲良しのHちゃんやRちゃんと遊んでいるうちに気持ちを切り替えることができたようで、お兄ちゃんに描き方を教えてもらったというド◯え◯んを上手に描き、みんなから「すっご〜い!」「じょうず!だれがかいたの?」と褒められ恥ずかしそうに笑っていて、誰が見てもさっきまで泣いたことなど想像できないほどでした。
一方、2歳児つき組のNちゃんとRちゃんは遊具小屋から砂場で使うカップなどを運び、園庭中央で何かしているので「何してるの?」と聞いてみると砂を振るいながら「ラーメン」と教えてくれたと思ったら、注文していないのに出来立てのラーメンをご馳走してくれました。贔屓目に見てもラーメンには見えず、どんぶりの底に粗挽きコショーだけが残っているような品でしたが、夢中になって仲良くラーメンを作っている彼女たちの楽しそうなこと!そんな姿を見ていると僕まで笑顔になりました。また、0歳児ひかり組の子どもたちも保育室前の園庭や砂場に出て遊んで(過ごして)いましたが、0歳児は月齢によって育ちに差があり、上手に歩けるようになったK君は自分では乗ることが出来ない三輪車に興味を示して押してみる姿があるかと思えば、座ることは出来てもまだ歩くことが出来ないYちゃんなどは、地面にどっかと座り砂の感触を楽しんでいるかのようでした。
2021年09月28日(火) No.3148 (園長日記)

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