Diary

いいもの見つけた


今朝少しづつ落ち始めた落ち葉掃きをしているとき今月から0歳児ひかり組の担任としてお勤め下さるようになったN先生が出勤してきたので「おはようございます!」と挨拶を交わした後、正門から玄関までのアプローチを歩きながら園舎東側の山を眺めいいもの見つけたといった表情で「緑がきれいですね」と一言・・・。そこで「本当ですね。先生たちみたいです!」と返事をすると、一瞬間がありニコニコしながら「よ〜し!今日も頑張れそう」と言って玄関に向かって歩いて行きました。昨日降った雨でホコリなどが洗い流されたのか、確かに植物たち生き生きしているように見えましたが、いつも見ている僕たちとは違いN先生には新鮮に感じたのでしょう。これから秋が深まっていくと、緑色だった葉っぱが赤や黄色に色づき、別な景色が見られるようになったとき、今度はどんな感想が聞かれるか楽しみです。ただ、前述の僕の一言がこのところ何かと話題になることが多いハラスメントになっていないか心配になってしまいました。気を付けなければ・・・。
一方、4・5歳児は東部グランドが使えないため、園庭でのサッカー教室となりました。しかも、今月も恰好な暑さの中だったため時々水分補給の時間が取られましたが、5歳児ともなると水分補給だけでなく涼しいところをちゃんと知っていてクールダウンしている姿はまるでネコのよう。そんなところからも子どもたちの成長を感じます。
また、園庭でサッカー教室が行われているため、1・2歳児は今朝N先生が「緑がきれい」と言っていた山のふもとや車が走ることがない道路でカエルを追いかけたり、いがぐりを拾ったりして遊んでいました。そんな中、1歳児そら組のH君が駐輪場に止めてある職員の自転車に興味を持ったらしく、スポークに触るとの車輪が回るという最高の発見をしました。ただ、指が巻き込まれ怪我をすると大変なので転任のM先生に声をかけ見守ってもらいました。するとM先生がペダルを回すと車輪が勢いよく回ったと思った途端、ブレーキが掛けられると一瞬で止まることにビックリし、更に興味が出たようで、真似をしてペダルを回すものの反対に回すためゆっくりしか回らず・・・。それでもそんなH君の様子にH君も自転車に近づきタイヤに触るなどしていました。彼らにとって、見たことはあっても得体の知れない乗り物に感じたであろう自転車は、最高の玩具であり、いいもも見つけたということでしょう。そんなことからしても、保育室(園舎内)、園庭だけでなく、子どもにとっていいものを見つけられる環境がまだまだ隠れていることを再確認することができました。H君たちの様子を動画でご覧いただけないことが残念です。
2021年09月10日(金) No.3135 (園長日記)

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