Diary

素敵な思い出


今朝、園舎内の消毒をしていて西側玄関と階段に差し掛かったときのことです。どこからともなく素敵なピアノの音色が響いてきます。数分前、2階ホールを消毒していたとき、T先生が日課のように練習し、日に日に上達していいく子どもさんびかとは違う曲に、誰がどこで弾いて(練習して)いるのか気になりながら階段を降り玄関の扉を消毒しランチルームに向かって行くと2歳児ほし組のS先生が電子ピアノで子どもさんびかを弾き歌いしていて、子どもたちがそのピアノを取り囲み嬉しそうにしているのです。電子ピアノとは言え、大好きな先生の生演奏を聴きながらうろ覚えのさんびかを歌う姿は微笑ましく素敵で贅沢な時間で、子どもたちは何て幸せだろうと思うととても嬉しくなりました。できることなら子どもたちの記憶に残ってくれるといいのですが・・・。
さて、嬉しいといえば、掃除をするために職員室脇の通路に置いてある脚立を取りに行ったとき、クモの様な虫がモゾモゾ動いているので、近づいて見てみるとマツモムシではありませんか!小学生時代ミズカマキリやゲンゴロウを捕まえに行った時、よく刺された記憶があるので、その形からすぐにマツモムシと分かったのですが、見つけた(見た)のはおそらく小学生以来数十年ぶり。そんなこともあり、逃げられては大変と大急ぎでからのペットボトルに捕獲し、水を入れてあげた途端上手に泳ぎ出しました。その姿を見た途端、友だちたちと自転車に乗って出かけ夢中になって遊んでいた(虫捕りをしていた)時のことがついこの前のことの様に思えました。仙台の街中にも水中昆虫を捕まえられるところがあったのに今ではマンションやビルが林立してしまい、そんなことができたなんて誰も想像できないでしょうが・・・。いい思い出です。
昨日、2歳児ほし組の子どもたちが手作りのパーテーションに喜んで食事をしていることをお知らせしましたが、5歳児も同じように手作りのパーテーションを作り、静かに食事をしていました。コロナ禍にあり、沈みがちな保育現場ですが、コロナを逆手にとるかのようにパーテーション作りを保育に取り入れる、コロナだからこその活動。5歳児位になるとなぜ今、黙食しなければならないか理解できる様になっている様ですが、パーテーション作りも悲観的でなく楽しい活動・取り組みと捉えていてくれていることでしょう。
2021年09月07日(火) No.3132 (園長日記)

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