Diary
違和感
二日間の臨時休園明けの今日、多くの保護者の方々から「大変でしたね」「ありがとうございました」との労いやお礼「お休みしているみんなが早く登園できるといいですね」との言葉を掛けていただきました。少々緊張感を持って出勤していた僕にとって、そんな一つひとつの言葉によって緊張感が和らぐことができました。一方、一斉メールでのお願いをご覧になってくださった3•4•5歳児の保護者の皆さんが子どもたちにマスク着用させて登園してくださったのですが、先週までマスクを着用していなかった多くの子どもたちにとっては邪魔なようで5歳児の中には「早くマスク生活終わって欲しいね」なんて大人のような会話をする姿が見られました。また、給食の時間も子どもたちにとって拷問の様な“黙食”をお願いしなければならず、3•4•5歳児の担任は子どもたちから少し離れたテーブルで食事を取ることになったため、いつも一緒に食べていた先生が別なテーブルで食べていることに違和感、疑問をもった子どもたちから「どうして先生たちそこで食べてるの?」と疑問が投げかけられることになりました。そうかと思えば、2歳児ほし組では手作りのパーテーションがテーブルに置かれて食事ができる特別感が嬉しく喜んで食べていたとのことですが、それは黙食をすることは難しいけれど感染予防をするにはどうしたらいいか考えられた保育者のアイディアが生きたパーテーションのお陰でしょう。マスク、黙食、パーテーションというこれまで保育現場では見られなかった・あり得なかった違和感がなくなる日が一日も早く来ることを祈るものです。
さて、こんなコロナ禍にある保育園にあっても何かしら笑顔になることが毎日必ずあるもので、めぐみ組の保育室では図鑑を見ながらカプラを使ってカブトムシやクワガタが作られていたのですが、そのアイディアと特徴を押さえた出来栄えに驚き笑顔になりました。それから嫌でも笑ってしまうのは、何と言っても玄関ロビー掲示板に掲示されている4歳児あい組の面白話です。先週の夕方、保育を終えた先生たちと職員室でその日の保育談話をしていたとき大笑いになったその出来事は子どもならではであり。何の違和感も感じませんでした。
2021年09月06日(月)
No.3131
(園長日記)
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