Diary

一日千秋


9/2、在園児がコロナウイルス感染症の陽性診断を受けたことから感染拡大防止、子ども・保護者・職員の命を守るため、昨日・今日の2日間、臨時休園させて戴きました。保護者の皆様には急なことで職場等にもご迷惑・ご心配をおかけしたかと思いますが、濃厚接触者に該当するとされPCR検査を受けた子どもたち、職員全員が陰性であると保健所から連絡がありました。その間、保健所と役場、保護者への連絡・対応に追われ、曜日感覚が分からなくなり、あっという間に時間が過ぎた様に思う一方、今日、職員室でY先生、M先生と一緒に診断結果の電話を待つ時間はまさに「一日千秋」でした。場合によっては濃厚接触者の該当者が増える場合もあるため、全てをイメージし対応を整えていました。だからこそ「子どもたちも職員も皆さん陰性でした」との連絡を受けた時、受話器を握りながら二人にアイコンタクトと👌OKサインで「陰性」だったことを伝えたとき、ここ二日間の張り詰めた表情とは違う満面の笑みを浮かべてくれました。しかし、僕たち以上に喜びホッとしたのは検査を受け「陰性でした」との連絡が届いた子どもたち(保護者の皆さん)職員でしょう。
 しかし、昨日の河北新報一面には“子ども感染 相次ぐ休校”との見出しで仙台市立の小中学校での感染が相次いでいることを伝えています。来週からは通常保育となりますが、新聞記事を「対岸の火事」と考えるのではなく、命を預かっていることを再認識するだけでなく、感染者個人の特定や誹謗中傷が絶対にないこと、そして、これまで以上に感染予防に取り組みたいと思います。保護者の皆さんには臨時休園へのご理解・ご協力を戴けたこと給食の食材を納入してくださっている業者の方々にもご対応戴けたこと、子どもたち、保護者、職員のためにお祈りくださっていた皆さん、連日遅くまでコロナ対応に追われている保健所の方々、役場の担当課の方々に感謝に感謝致します。そして、この二日間、Y先生・M先生という有能なBrain、陰性のメールを見てすぐさま駆けつけてくれたY先生という保育園の人的宝によって難局を乗り越えられたことを痛感・再確認させてもらい心から感謝します。最後に、陰性と診断されたもののしばらく経過観察のため家庭で過ごさなければならず保育園に来ることができない子どもたち、職員は登園・出勤できるまでまた「一日千秋」の思いかと思いますが、そんな一人ひとりのために祈ります。
2021年09月04日(土) No.3130 (園長日記)

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