Diary

素敵な感性


「ねえ、園長先生見て!」そう言って4歳児はと組のTちゃんが園庭に落ちていた宝石(コンクリートのかけら付きの石)を解けたゴザの紐で結んだ自作のネックレスを自慢げに見せに来てくれました。ところがまだ紐で上手に結ぶことがでないこともあり、大切な宝石が落ちてしまい、その度に大慌てで拾い上げ直すのですが上手くいかず「園長先生結んで」とお願いされるのです。しかし、一度、子どもならではの不思議な結び方をしてある紐を解いてから結び直すことになるので至難の業となるのですが、4歳で既にオシャレを楽しむことができる様になっているTちゃんの思いを叶えてあげるべく結び直してあげると嬉しそうに「ありがとう!」とお礼を言ってくれた後、みんなに見せてあげる(見てもらう)ため、宝石を落とさないように気をつけて歩いていきました。
 さて、昨日・今日と身体を動かしていないと半袖では肌寒さを感じる一日となり、秋が駆け足で近づいて来ていることを感じました。そんな朝、いつものように園舎内の消毒をしている時、3歳児ひつじ組の窓のところに保育の中で作ったぶどうが飾られていることに気づきました。その作品、同じ材料を使って作っているにも関わらず、いつものことながら同じものが一つもないことに、嬉しさと子どもらしさを感じました。それは担任のN先生が子どもたちに作り方を強制させていないことの表れでもありそこにも喜びを感じました。感謝です!
2021年09月02日(木) No.3127 (園長日記)

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