Diary

防災の日


「数十年に一度」と言われる大雨が毎年のように降るようになった日本、今年も各地に大きな被害を与えました。そんな大雨が降り甚大な被害が起こることがなかった1960年(昭和35年)「関東大震災」にちなんで今日9/1を「防災の日」として制定し、台風、高潮、津波、地震等の災害認識を深め、それに対処する心構えを準備するために全国各地で防災訓練が行われるようになりました。ところが、「酷暑」の表現がピッタリと思える夏が毎年訪れるようになった一方、雨が降らず干ばつによって農作物が収穫できなくなったり、火事が起こっている国があるという現実。それに加え、変異株によって「災害級の流行」と表現されるようになり全く収束の兆しが見えないコロナウイルス感染症など、防災の日が制定された時代とは違う対処や心構えが必要なことが増えていることを痛感させられます。
 春、5歳児が田んぼに植えたきみどり色の稲の苗はすっかり黄金色になり首を垂れて稲刈りを待っているかのようです。しかし、これからが台風のシーズン。数年前のように台風による大雨被害によって「稲刈り」や「親子で遊ぼう会」が出来なくなるようなこと、そして、急に寒くなってきたことで体調を崩したりすることなく、5歳児が今、開催に向けて一生懸命に準備し、他のクラスの子どもたちも楽しみにしている「夏まつり」もみんなで楽しめることを願うばかりです。
2021年09月01日(水) No.3126 (園長日記)

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