Diary

また来年


酷暑と言えるとても暑い日があったかと思えば、お盆の頃には急に気温が下がり長袖が必要な秋を思わせる涼しい日があった今年の夏、今日も気温も湿度も高くベタベタした空気がまとわりつく様な一日となりました。そんな中、2歳児は保育室前のバルコニーに座り、3・4・5歳児は解体したプールを囲んで「プール納会」を行い、事故や怪我なくプールで遊べたことを神様に感謝しました。こんな天気(気温)になるのであれば、最後に全クラスが足だけでも水に入ることができるように今日解体してあげればよかった、そんなことを改めて感じさせられました。しかし先生たちは子どもたちが楽しく最終日を過ごせる様に消防士よろしくホースで派手に水を掛けてあげるなどしてくれたことで川づくりや泥んこ遊びなどが発展する様子も見られました。一方、5歳児は来年の夏は小学校の広いプールでの活動となるため保育園のプールに入ることができません。そんなこともあり、これまで数年間楽しく過ごせた事を感謝するかのようにタオルを使ってみんなできれいに拭き掃除をしてくれました。そのプールは子どもたちがお昼寝している間に先生たちで園舎の陰に運び、ブルーシートで覆うなど片付けを済ませました。  さて、昨日から取り掛かった新たな家(遊具)作りに気づいた子どもたちは「何だこれ?」「誰が作ったんだ?」「上っていいのかなあ?」と朝から興味津々の様子。昨日、僕が上っても倒れることも壊れることもないことは確認していたので怪我に気をつけて遊んで(上って)もらったのですが、5歳児の男の子たちは上ることよりも早く完成させて欲しいという願望があるようで、これまで基地づくりなどに使っていた角材や丸太など材料となりうるありとあらゆるものを自分たちかき集めてきてくれました。そんな様子を4歳児あい組のY君とM君は面白いことをしながら眺めていましたが、設計図もなく、材料も道具も限られた中での製作となるので完成はいつになるか見当もつきません。もちろんスペインのサグラダファミリアの様に完成まで何年もかかることはありませんが、穴掘りや釘打ちなど子どもたちに手伝ってもらいながら、9月中には完成させたいと思っています。さて、どんな建物になることやら・・・。
2021年08月26日(木) No.3122 (園長日記)

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