Diary

保育園は楽園!


大河原町内の小学校は今日から二学期が始まり、駅から保育園に向かう際、しばらくぶりにすれ違う卒園児たちと「おはよう!いってらっしゃい」「いってきます」と挨拶を交わすことができました。保育園時代にはなかった宿題を初めて与えられた1年生にとって宿題はどんな感想だったか、そして、しっかり終えることができたでしょうか?中にはお家の方にはっぱをかけられ泣きながら数日間で終えたなんて子もいた事でしょう。保育園は時間割も宿題も課題もテストもなく、日々思い思いの遊びに夢中になり様々な発見や困難に出会いながら過ごすことができるのですから子どもたちにとって楽園そのものなのかも知れません。5歳児は今日が保育園のプールでの水遊びが最後でしたが気温が上がらず入水は断念となりましたが、水着に着替えての水遊びとなり、入水したのと変わらない場合によってはそれ以上と思えるくらいホースで水をかけてもらい「キャーキャー」悲鳴に近い叫び声を上げていました。一方、2歳児ほし組・つき組は10本ずつ、3歳児ひつじ組・てんし組の子どもたちは49本、午後のおやつに提供されるとうもろこしの皮むき手伝ってくれました。もちろん先生たちも手伝いますが子どもたちの力は侮れず結構な力となるため、厨房のスタッフにとっても、家庭ではなかなか経験することがない皮むきができる子どもたちにとってもwin-winの関係となっていることでしょう。 さて、朝夕と日中との気温差も影響しているのか、このところ熱が出たりお腹を下したり体調を崩しお迎えを待つ子どもたちが職員室にやってきます。今日は3歳児ひつじ組のY君がやってきたのですが、本調子ではないものの元気はあり医務室でお迎えを待つのは退屈になり、身長ぴったりのソファーに寝そべり本を見ていましたが、その様子はまるでお家のリビングでくつろいでいるかの様でした。 長くなりましたが・・・。このところ桜の木から次々と葉っぱが落ちてくるようになり、掃いても掃いてもきりがありません。それでも中には顔のように見える穴が開いている落ち葉があったりするとそれが結構楽しかったりするものです。そんなこともあり、できることなら今後も園庭には落葉樹を植えて行きたいと思っているのです。先日家の近くで可愛らしい実を付けている木を見つけその実に惹かれ思わず立ち止まってしまいました。勝手に実を取る訳にはいかないため、木の下に落ちていないか見てみると実だけでなく種が落ちているのを見つけ、保育園で育ててみたくて数粒の種を拾ってきました。しかし、何という木かわからなかったので調べてみたところ、エゴノキという木であることがわかりました。種から育てることは簡単ではないと思いますが、何年か後に子どもたちに可愛らしい実を見てもらえるように育ててみようと思います。
2021年08月24日(火) No.3120 (園長日記)

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