Diary

どうして?!


雨の影響なのでしょうか、出勤時、そして朝の外掃除をしているとき玄関前の栗の木から結構な数のいがぐりが落ちていることに気付きました。とすると、今年こそは収穫できることを楽しみにしていた園庭の栗も同じようなことになっているのでは?との嫌なことが頭に浮かびました。そこでブランコの下にできていた水たまりの水を取り除くなどしながら栗の木を見にいってみると、案の定、ほぼ全てが落ちてしまっていました。「桃栗3年柿8年、梅は酸い酸い13年、梨はゆるゆる15年、柚子の大馬鹿18年」という諺を考えてみても来年6月、園舎建築から10年を迎える保育園の園庭に移植する前から育っていた栗の木ですので、たくさんの実を落としてくれてもいいと思っていたのに「どうして・・・?!」と思ってしまいます。幸いなことに、昨年豊作だった玄関前の栗の木にはまだたくさんのいがぐりが残っているので今年も栗拾いができることを楽しみにしながら毎日チェックしたいと思います。一方、雨のお陰で未満児クラス前の園庭は長靴が必要な水たまりができていました。これでは大変と思いマンホールを開けて排水したもののすべては排水することは不可能で水が残ってしまいました。しかし、その水たまりが0歳児ひかり組にとって恰好の遊び場となり特にK君はハイハイしたり座ったりと全身びしょ濡れになりながら遊んでいて、そんなK君の様子が気になるI君も行ったり来たり・・・。そして、3歳児てんし組のお姉ちゃんEちゃんが何度となく見に来てはニコニコしていました。気が付けばどうして?!というくらい日が暮れるのが早くなり朝夕の涼しさから秋を感じざるを得なくなり水遊びができるのもそろそろお終いになってきていることを痛感しました。
 さて、町内の小学校は夏休みが終わり明日から登校となり、兄姉のお休みに合わせお休みしていた子どもたちが登園してくれるようになりました。1歳児うみ組のT君も久しぶりに登園して来てくれたのですが、同じクラスのK君のおばあちゃんがお孫さんのK君をお迎えに来てくださったとき、久しぶりに登園してきたT君を見るなり「あら〜!T君久しぶりだね〜」と言いながらT]君の目線に合わせて身体をかがめ頭を撫でてくれていました。ご自分のお孫さんだけでなくクラスの子どもたちにも目と声と心を向けてくださっていることが伝わってきました。K君に限らず園の子どもたちはこうしてたくさんの方々に見守られて育っていることを再認識させていただき、本当に嬉しく嬉しく思いました。
2021年08月23日(月) No.3119 (保育日記)

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