Diary

気になる


小学校中学校の兄姉の夏休みに合わせ既にお休みになっている子どもたちに加え、保護者の方々のお盆休みに伴いお休みする子どもたちが多くなり今週は届け出があった子どもたちをお預かりする夏期保育に入るため登園する子どもたちの数に合わせ職員も交代でお休みを取るようになります。今日も多くの子どもたちがお休みとなり、そこに台風の影響で風が強かったため、園庭から聞こえてくる子どもたちの声もいつになく静かでした。それでも今年は天気にも恵まれたこともあり次々収穫できるトマトを収穫し、給食の時にサラダバーのように準備されたトマトを嬉しそうに食べていました。それでも食べ切ることができないものは、保護者の方々にお買い求めいたくためにビニール袋に詰められ玄関ホールに並べられましたが、トマト好きの子どもたちだけでなく、苦手だけどちょっと気になる子どもたちまでもがトマトが並べられたベンチの前で立ち止まっていました。保育園のトマトを食べてトマト嫌いを克服した子どもたちもいますが、そのトマトを収穫できるのも残りわずか。1人でもトマト嫌いが克服することができるといいのですが・・・。
 さて、子どもたちが園舎内で過ごしている時間は捕まえられることがないので安心しているのでしょう、園庭から多くのセミの鳴き声が聞こえます。これまでどこで鳴いているのか特別気にすることはなかったのですが、これまで一つ二つしか実ることがなく、実ってもイガが開きみが落ちる前に取られてしまう栗が今年はたくさん実をつけていたので喜んで見に行ったとき、驚いたことに花見櫓(砦)から一斉にセミが飛び立つではありませんか!彼らがなぜたくさんある園庭の生きている木ではないところにとまっていたのか気になって仕方がありません。これも生き物の不思議でしょう。
そうそう、仙台七夕も幕を閉じ飾り付けも全て撤去され、賛否両論ある中で開催されたTOKYO2020(東京オリンピック)も閉会し、期間限定で準備されていた近くのバス乗り場も撤収されるなど気付けば喪失感や寂しさを覚えています。この感覚・感情を2年ぶりに開催される夏の甲子園やパラリンピックが変えてくれる事を願うものです。
2021年08月10日(火) No.3112 (園長日記)

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