Diary

これからもずっと続く


今日も朝からここが東北とは思えないほどの日差しが降り注ぎ、気温も上昇しましたが、先生たちは熱中症などに気を付けながら園庭でも過ごしてくれていました。そんな中で驚いたことは、1歳児そら組の中にも園庭中央の2階建ての家に上ることができるようになっている子どもたちがいたことです。そんなことができるようになったのは本人の意思、興味・関心によるものですが、そのような意欲をM先生をはじめ子どもたちに声をかけ見守ってくれる先生がいるからでしょう。これからも様々な事物に興味関心を持ち、それに関わり成長してくれることを願うものです。一方、エアコンが効いた園舎内(2階ホール)では4・5歳児がIさんが演奏してくださるハープの優しい音色に時にうっとりし、知ってるさんびかを歌うなど贅沢な時間を過ごさせてもらいました。5歳児のぞみ組のYちゃんにとって保育園で最後の誕生会がハープコンサートと重なり、そんな日にお父さん・お母さんに来てもらい最高の一日だったことでしょう。3歳児てんし組ではT先生が子どもたちに、絵本を通して戦争について、平和の大切さについてお話ししてくれていました。明日、世界で初めて広島に原子爆弾が投下されてから76年を迎えます。数日前の日記には今年も「仙台七夕まつり」は中止になると書きましたが内容を縮小して行われるようです。コロナウイルスが世界を脅かす前の仙台七夕は開催初日が原爆投下の日が重なることもあり折り鶴だけで作られた平和七夕が毎年飾られていました。内容が縮小され平和七夕が飾られなかったとしても、明日の原爆投下の時間には広島を思い、広島の方を向いて平和な世界になることを祈りたいと思います。
 さて、保育園のシンボルの一つとなっている車掌車、数年前に錆止めのペンキを塗って以来、日々照り付ける太陽や雨風に晒され真っ黒だった車体が少しずつ白っぽくなり、ところどころペンキが剥がれ、サビが見られるようになって来たことがずっと気になり、塗装しなければと思っていたものの中々実行に至っていませんでした。しかし、このままでは只の見苦しい鉄の箱と化してしまいます。かと言って子どもたちが遊んでいる時にとなるとこれまた難しいこともでてきます。それでも、何とかしてと考えていたところ、最近の暑さのお陰で午後のおやつの後は園舎内で過ごすことが多く、子どもたちが外に出てこないという絶好のチャンスが到来!そこで、今日こそはと意を決し作業に取り掛かりました。白っぽくなった壁にM先生がいたずら書きした、ま〇という名前はそのまま残しておきたかったのですが、心の中で「ごめんね」と言いながらペンキで消してしまいました。壁半分ほどを塗り終えるのに1時間程度だったかと思いますが、白っぽくなっていたとは言え黒い車体に黒い錆止めを塗っているだけなのできれいになたのかどうか・・・?退勤時、空を夕焼けが染めていたと言うことは明日もお天気ということ。今日塗り終えることができなかったところはまた明日作業を続けようと思っています。因みに、鉄道好きや鉄道オタクを指す「鉄ちゃん」「鉄子」という愛称。その中でも「撮り鉄」「乗り鉄」「音鉄」「録り鉄」など楽しみ方によって呼び分けられているようですが、今日の僕は「塗り鉄」といったところでしょう?
2021年08月05日(木) No.3110 (園長日記)

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