Diary

台風の影響


昨日帰宅する電車の車窓から綺麗な夕焼けが見えていたのに天気予報では台風の影響で雨が降り風も強まることが伝えられ、電車も運休する路線が予告されていました。そこで今朝は車での出勤したのですが、仙台を出て保育園に着くまで雨に降られることもなく「本当に台風が近づいているの?」といった空模様。ところが、7時を回った途端、音を立てて雨が降り始めたため、予報通りこの調子で一日雨が降り続くことを覚悟しました。先生たちも同様で、今日は保育室やホールやランチルームを使い過ごす計画を立て3歳児てんし組ではK君のお誕生会のためにいらして下さったお父さんお母さんも一緒に過ごして下さいました。お隣のひつじ組の子どもたちは保育室前の廊下や絵本コーナーも有効利用し、5歳児のお泊まり保育で使った小道具やコーナー遊びを楽しんでいたのですが、段ボール製のロボットにHちゃんとM君がぎゅうぎゅう詰めになりながらも二人で入っていたことと、その傍らでロボットが怖くて泣きそうになっているHちゃんがいたことが傑作でした。4歳児は畑で収穫したニンジンやキュウリを使ってサラダ作りに取り組んでいましたが、外遊びをしている時以上に輝いていました。あい組の女の子たちはレストランごっこをしてるのかテーブルと椅子を並べ、お皿を並べて遊んでいました。5歳児は予定を早め、急遽味噌の天地返しをすることになりましたが、デパートのエレベーターで中層階に上ったような容器や屋上を通り過ぎてしまったような容器とベタベタするものの味噌の良い香りに「もう出来たんじゃない?」と興奮する子どもたちの姿が見られました。今日の作業のお陰で昨日までの味噌の香りは薄まりました。次また芳しい香りが漂って来た時はまたエレベーター現象が起きていることも考えられます。目(視覚)だけでなく鼻(嗅覚)も駆使して更なる熟成を期待したいと思います。昨年も暑い夏でしたが今年のように発酵したことにより蓋が外れてしまうことはありませんでした。何はともあれ、良い状態で熟成が進んでいる味噌の容器を落としてしまったり、作業の途中で溢れてしまったりすることが心配だった今年の天地返しはある意味、味噌作りの時より大変な作業だったように思えました。
 午前中こんな具合に過ごしていましたが、お昼頃には雨が上がり青空が見られ夏の陽射しが降り注ぐのですからびっくりでした。午後はお天気になったことで午前中、園舎内で過ごさなければなかった子どもたちが今日も嬉しそうに過ごすことが出来ました。しかし、台風は今晩から明日の明け方には間違いなく県内に雨と風の影響を与えそうですが、大きな被害が出ないことを祈ります。
2021年07月27日(火) No.3104 (園長日記)

No. PASS